高田夏帆:朝ドラヒロイン親友役で注目も 生き続ける限り「“みんなのアイドル、みーたん”でいたい」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に前田早苗役で出演している高田夏帆さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に前田早苗役で出演している高田夏帆さん (C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演している女優の高田夏帆さん。2016年の「とと姉ちゃん」以来、6年ぶりの朝ドラで、ヒロイン・暢子(黒島さん)の親友の前田早苗を演じ、注目を集めている。一方で、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」(2017~18年)のヒロイン・石動美空(みーたん)として、特撮ファンに根強い人気を誇る高田さんに、今の思いを聞いた。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子と、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。

 高田さん演じる早苗は、暢子の高校の同級生にして、親友。料理部の部長を務め、卒業後は東京の大学への進学を目指す。父は、暢子たちが暮らす村の「共同売店」を取り仕切る前田善一(山路和弘さん)。

 初登場は4月22日放送の第10回。終盤、セーラー服姿で現れ、暢子に「暢子、遅刻するよ」と呼びかけると、SNS上では「友達みーたんだった?」「なんと早苗ちゃんはみーたんじゃないですか」「みーたんだぁ~っ!!!!」「髪形がみーたんっぽいわ」「みーたんだぁ~(ハートマーク)ってカシラの気分になった」といった声がファンから上がった。

 「仮面ライダービルド」テレビ放送終了から3年以上が経過したが、いまだ衰えない“みーたん”人気。「本当に特撮ファンって忘れないんですよね。“みーたん”と呼ばれること、いまだにたくさんありますし、うれしいです」と高田さんは笑顔を見せる。

 女優としては「仮面ライダービルド」以降、2019年放送のRCC中国放送の60年特別企画「恋より好きじゃ、ダメですか?」でドラマ初主演。また同作の劇中歌「大航海2020 ~恋より好きじゃ、ダメですか?ver.~」で歌手デビューを果たした。

 さらに昨年、MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で放送された連続ドラマ「凛子さんはシてみたい」で、人気グループ「A.B.C-Z」の戸塚祥太さんとダブル主演を務め、ラブシーンに初挑戦するなど、幅を広げていっている高田さん。

 「“みーたん”から別の呼び名で呼ばれる日が来たら、それはそれで役者人生でいいことなのかなって思っています」としながらも、「“みーたん”と呼ばれるのはやっぱりうれしいです」喜びを口にする。

 さらに「配信で『ビルド』を見て、感想を言ってきてくださることも最近また増えてきて、なんかうれしくも懐かしい気持ちにもなりますね」と明かすと、「“凛子さん”って呼ばれることも増えてきて、それもうれしいのですが、私が生き続ける限りは、“みんなのアイドル、みーたん”でいたいなって思っています」と変わらぬ思いを語ってくれた。

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