スーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~21年)でキラメイピンク/大治小夜を演じた女優の工藤美桜さんが、人気グループ「ふぉ~ゆ~」の越岡裕貴さんの初主演映画「まくをおろすな!」(清水順二監督、23年公開)に出演することが4月28日、明らかになった。
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同作は、演劇ユニット「30-DELUX(サーティーデラックス)」が19年4~5月に上演した舞台「のべつまくなし」、20年1月に上演した舞台「のべつまくなし・改」をアレンジし、映画化したミュージカル時代劇。江戸の街を舞台に、実際に起こった事件や実在の人物たちを新しい解釈で結び付けた。
工藤さんは、越岡さん扮(ふん)するブン太(紀伊国屋文左衛門)とコンビを組む謎の作家・モン太(近松門左衛門)を演じる。映画でブン太とモン太は、“誰も死なない忠臣蔵”を仕掛ける。
工藤さんは「作品のお話があった時は率直にすごくうれしかったです。挑戦してみたかった殺陣ができるということで『やってやるぞー!』という気持ちでいっぱいでしたが、想像の何倍も難しく……。でも、難しいと感じた何倍も練習したので、見守っていただけたらと思います」と語っている。
併せて、竹中直人さん、岸谷五朗さんの出演も発表。竹中さんは俳人・松尾芭蕉、岸谷さんは忠臣蔵の敵役ながら、裏の顔を持つ吉良上野介義央をそれぞれ演じる。
このほか、緒月遠麻さん、坂元健児さん、清水監督が出演する。
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