Eve:「呪術廻戦」OPで話題のシンガー・ソングライターの音楽映画 カラー制作の新作アニメ 新曲、実写も

映画「Adam by Eve: A Live in Animation」のビジュアル(C)2022「Adam by Eve」製作委員会
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映画「Adam by Eve: A Live in Animation」のビジュアル(C)2022「Adam by Eve」製作委員会

 人気アニメ「呪術廻戦」のオープニングテーマ「廻廻奇譚」などで知られるシンガー・ソングライターのEveさんの音楽映画「Adam by Eve: A Live in Animation」が制作され、3月15日に公開されることが分かった。Netflixでも同日、世界配信される。Eveさんの新曲と、アニメ、実写ドラマ、ライブ映像を軸にしたストーリー仕立ての映画で、劇場版アニメ「君の名は。」などで知られる映画プロデューサーで小説家の川村元気さんが企画し、「モブサイコ100」「ドラえもん」などのオープニングを手がけた依田伸隆さんが総監督を務める。「エヴァンゲリオン」シリーズで知られるアニメ制作会社・カラーがアニメパートを手がけるなど、豪華スタッフが集結する。

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 Eveさんは「ライブができなくなってしまってから2年、ライブとはまた違った新しい形で何か届けることはできないかというところから始まりました。アニメーションとライブとCG、そして物語と、非日常的な体験をさせていただき楽しかったです。ぜひ新鮮な気持ちで見ていただけたらと思います。そして次はライブでお会いしましょう」とコメントを寄せている。

 アニメパートは、Eveさんの新曲「暴徒」「退屈を再演しないで」に合わせてそれぞれ制作される。カラーが「暴徒」をテーマとしたアニメを制作し、吉崎響さんが監督を務める。アニメーション作家のWabokuさんが「退屈を再演しないで」のアニメを制作する。

 映画は、ヒット曲「廻廻奇譚」をテーマとした映像も収録され、アーティスト集団・kahkiと佐伯雄一郎ディレクターが制作する。実写ドラマパートは、モデルの羽音(はのん)さん、歌手やモデルとして活動するあのさんが出演する。

 ◇羽音さんのコメント

 初めての映像作品でこの作品に出演できたことに喜びと感謝でいっぱいです。全てが初めての経験だったので、作品がどのようにできていくのかを間近で学べましたし、スタッフの皆さんの作品に対する熱を普段とは違う視点で感じることができました。アキとしてEveさんの世界に入れて、幸せでした。そこにアニメ、ライブ映像、3DCGが融合され、今までに見たことのないような映像作品になっていると思います。皆様の元に届く日が待ち遠しくて、本当に本当に楽しみです。

 ◇あのさんのコメント

 撮影時には想像できなかったような今まで見たことないような全く新しい作品、映像美になっていて驚きました。アニメーションもとても迫力的で破壊的で、そこがまたドラマと合わさっていく感覚が新感覚で、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。

 ◇依田伸隆総監督のコメント

 Eveという存在はどのような定義に当てはめられるのか? Eve君本人はもちろんアーティスト、音楽家であることは間違いないのですが、考えれば考えるほど、Eveというのは「概念」みたいなことなのではないか?と思うようになりました。この作品は俳優によるドラマもありながら実写やアニメーションのMVなどあらゆるものが混在し、分断され、唐突に再出現したりする世界です。Eveという概念を理解するためにあの手この手を使って近づこうとした記録でもあります。ぜひご覧ください。

 ◇吉崎響さんのコメント

 暴れます。

 ◇Wabokuさんのコメント

 物語のエンドロールが流れるころ、充足感の一方で惜別と空虚さを感じることが多々あります。Adam by Eveでは「終わる間際まで退屈を感じないように」ということを念頭にMV制作を進めました。実写だけではなく、ライブフィルムやMVがおのおの役割をもって一つの作品に紡ぎあげられています。ぜひ楽しみにしていてください。

 ◇佐伯雄一郎さんのコメント

 オリジナルMVに続き「廻廻奇譚」パートのディレクションを担当しています。数々の楽曲の言霊(ことだま)によって構築された世界でEveがパフォーマンスを繰り広げるといった内容で、VFXチーム・khakiの3DCG、手描きの2Dアニメーションなど、MVのテイストをベースにしたさまざまな表現を楽しんでいただけたらと思います。

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