カムカムエヴリバディ:ここからが本番 オダギリジョー、市川実日子、早乙女太一、浜村淳も 「大阪編」注目の登場人物は?

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でるいを演じる深津絵里さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でるいを演じる深津絵里さん (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、1月3日から第10週「1962」がスタートする。深津絵里さんが演じる2代目ヒロイン・るいの物語は、ここからが本番。るいを中心に描かれる「大阪編」の気になる登場人物たちをまとめて紹介する。

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 ◇ジャズ喫茶に出入りするジョー、ベリー、トミー

 オダギリジョーさんが演じ、クレジットで“宇宙人”と記されていた男の名は、大月錠一郎(通称ジョー)。るいが働くクリーニング店に客として訪れる“謎の男”で、名前も住所も分からず、すぐ消える。いつもシャツには同じ汚れをつけており、背広から下着まで大量の洗濯物を置いていく。錠一郎のつかみどころのない言動や行動は、るいを戸惑わせ、やがて、錠一郎との出会いが、るいの運命を動かしていく。

 ジョーが拠点とするジャズ喫茶「Night and Day」の主要な関係者として市川実日子さん、早乙女太一さん、近藤芳正さんも新たに登場する。

 市川さんが演じるのは、ジャズ喫茶に通う女子大生のベリー(通称)。錠一郎に“ほの字”の女子大生で、どうやら良家の令嬢らしい。ジョーとるいの関係に気もそぞろ。るいに対して、敵対心むき出しで迫ってくる。

 早乙女さんが演じるトミー(通称)は、ジャズ喫茶を拠点に活動するミュージシャン。追っかけのグルーピーもいてアイドル的な人気がある。クリーニング集配に訪れるるいにちょっかいをかけてくる「かなり調子のいい男」という設定だ。

 近藤さんはジャズ喫茶の支配人兼バーテンダー・木暮洋輔役。木暮は、錠一郎の出自や過去を知っている人物で、るいのクリーニング店の得意先となる。

 ◇物語に彩りを加えるキャラクターが続々?

 すでに、るいが大阪で働く「竹村クリーニング店」の店主・竹村平助(村田雄浩さん)と平助の妻・和子(濱田マリさん)、クリーニング店の近所にある映画館館主で町内会長の西山太(笑福亭笑瓶さん)が“いい味”を出しているが、そのほかにも物語に彩りを加えるキャラクターが続々と登場する。

 まずは東京の芸能事務所社長・笹川光臣。関西で将来有望なミュージシャンを選ぶコンテストを主催することとなる。演じるのは佐川満男さんだ。

 そんな笹川光臣の娘・奈々を佐々木希さんが演じる。奈々は、笹川プロダクション主催の関西ジャズコンテストでトミーとジョーのトランペットに興味を持つことになる……という役どころだ。

 さらに、“ラジオ界のレジェンド”とも呼ばれる浜村淳さんが、お茶の間で人気の名物ラジオパーソナリティー・磯村吟を演じることも見逃せない。磯村はジャズに詳しく、「業界でも一目置かれる存在」として描かれる。

 最後に風間俊介さん扮(ふん)する弁護士の卵・片桐春彦だが……。るいの人生初デートの相手となるも、るいの額の傷に驚き、2人の関係は目に見えて進展はしなかった。このままフェードアウトしてしまうのか、それとも? いずれにせよ、大阪を舞台に展開する、るいの青春物語に引き続き注目だ。

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