カムカムエヴリバディ:「兄さんだから諦めたんじゃ」 勇の男気に視聴者注目「つらすぎた」「誰も悪くない」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第13回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第13回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第13回が11月17日に放送。勇(村上虹郎さん)が男気を見せて、視聴者の注目を集めた。

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 第13回では、姿を消していた算太(濱田岳さん)に召集令状が届き、久々に橘家に帰ってきたのもつかの間、算太は出征する。人手も材料も乏しくなった「たちばな」は、次第に商いを縮小せざるを得なくなる。一方、雉真(きじま)繊維は戦争の勢いが増すにつれ軍への納入も増え、事業を拡大。稔(松村北斗さん)には、銀行の頭取の娘との縁談が……。

 そのことを知った勇は稔の元を訪ね、「あんこのこと傷つけたりせんて信じとったのに」と胸ぐらをつかむも、稔は「そんじゃったらお前が慰めててやったらええ」と言い返す。勇は、自暴自棄になっている稔を殴り、「ふざけんなよ! 兄さんだから諦めたんじゃ……」と涙を見せた。

 SNSでは「勇が男らしいぞー」「大阪まで殴り込みにいく勇ちゃん、さすが」「良い弟過ぎる」「勇ちゃんの行動力、すごいなぁ」「殴った勇ちゃんもつらいよね……」「稔さんと勇ちゃんのシーンつらすぎた」「でも誰も悪くないんじゃ」「勇ちゃんの想(おも)いと稔さんの涙に泣いた」と、複雑な声が上がっていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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