相棒season20:第6話「マイルール」 人気小説家の遺作めぐる謎 小説に隠された“失われた事実”とは?

「相棒season20」の第6話「マイルール」の一場面=テレビ朝日提供
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「相棒season20」の第6話「マイルール」の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒」の新シーズン「相棒season20」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の第6話「マイルール」が、11月17日に放送される。

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 “日本ミステリー界の第一人者”と評される小説家・福山光一郎(菅原大吉さん)が自宅で刺殺されているのが見つかった。財布から大金が抜き取られていたため強盗の犯行かと思われたが、臨場した特命係の杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)は、書き上げたばかりの福山の原稿がなくなっていることに気づく。その原稿は、1年間にわたってミステリー雑誌で連載されてきた話題の小説「運命の来たる日」の最終回。主人公の老刑事が追い続けてきた真犯人“アンノウン”の正体が明かされる内容のはずだった。

 福山は、気に障ることがあると担当者どころか出版社まで変えてしまう横暴ぶりで有名だったが、大御所作家でありながら著作の宣伝には貪欲で、テレビ番組にも多数出演していた。しかし、そのたびに過激な発言を連発し、殺害予告が届いていた。

 捜査を進める中、右京は、福山が寄稿したエッセーの中に興味深い一節があるのを発見する。福山は「運命の来たる日」について、「事実をもとにした完全なフィクション」であるとし、「完結した時、失われた事実があぶりだされるだろう」とつづっていたのだ。“失われた事実”とはいったいどういう意味なのか。亘は福山が壮絶な過去を背負っていたことをつかむが……。

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」の右京が、その天才的頭脳で推理し、相棒と共に難事件を解決するドラマ。アニバーサリーシーズンとなる今作をもって、右京と亘のコンビは7年目に突入した。

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