俳優の本木雅弘さんが主演を務めるNHKの特集ドラマ「流行感冒」が、11月6日午後4時45分からNHK総合で地上波初放送されることが分かった。本木さんは「今回、地上波にて放送していただけるとのこと、大変ありがたく思います。このドラマは100年前の現実に、スペイン風邪が流行した時代を描いています。感染の危機にさらされ、目に見えぬ恐怖に心を乱し、人間同士の信頼が揺らいでいく、数年前から、今現在までも、世界中の方々が経験した、そして共鳴するであろうテーマです」とコメントしている。
あなたにオススメ
「鬼滅の刃」 注目の“名もなき”キャラ 豪華声優キャスティングの謎
ドラマは、約100年前のスペイン風邪をテーマにした志賀直哉の同名小説が原作で、本木さんが主人公の小説家「私」を演じ、妻の春子役で女優の安藤サクラさんも出演。舞台は大正7(1918)年、秋。スペイン風邪がはやる中、理性を失いむやみに人間不信に陥った主人公が、人への信頼を取り戻し日常に帰るまでの“心理的なあや”を、軽妙かつ鋭い観察眼で見つめた物語で、今年3月にBS4K、4月にBSプレミアムで放送された。
また同作は、今年の「東京ドラマアウォード」で単発ドラマ部門で優秀賞を受賞した。
本木さんは、「『東京ドラマアウォード』優秀賞の受賞、大変うれしく思います。自分としても、出口の見えなかったコロナ禍の中で、唯一出演した作品でした。100年前にも起きていたパンデミックをなぞり、スタッフ共々、まさに命をさらしながらの撮影は臨場感と緊張感の連続でしたが、灯台の下を照らすような、ささやかな発見のある物語は、結果、自身にも大きな癒やしを与えてくれました。共演の方々の自然な佇まいや、ミニマルな劇音楽も素晴らしく、普段は手厳しい身内関係者や家族も評価してくれたことが、更なる救いと悦(よろこ)びになりました。この機会に、ぜひ多くの方にご覧いただければと思います」と思いを語った。
橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第6回が、10月7日に放送され、劇中で登場した“ギャル文字”に、視聴者の注目が集ま…
人気ドラマ「相棒」の最新シーズン「相棒 season23」(テレビ朝日系、水曜午後9時)が10月16日にスタートすることを記念して、水谷豊さんと寺脇康文さんが出演する「スペシャル…
俳優の有森也実さんが、10月8日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に23年ぶりに出演する。56歳。今も語り継がれる大ヒットドラマ「東京ラブス…
モデルのKoki,(コウキ)さんが、10月7日放送の日本テレビ系の番組「しゃべくり007」(月曜午後9時)の2時間スペシャルにゲスト出演。姉でフルート奏者のCocomiさんとのエ…