マンガ「ベルセルク」で知られ、5月に亡くなったマンガ家の三浦建太郎さんの“幻”の初期作「王狼」が、9月13日発売のマンガ誌「ヤングアニマルZERO」(白泉社)10月1日号からリバイバル連載されることが分かった。同作は、武論尊さん原作、三浦さん作画のマンガで、1989年に「ヤングアニマル」(同)の前身である「月刊アニマルハウス」で連載。続編「王狼伝」も同誌で発表された。「ヤングアニマル」編集部は、リバイバル連載について「この度、三浦建太郎先生の逝去に際し、中々目に触れる機会のない先生の初期作を、読者の皆様に届けられたらという思いから、リバイバル連載の企画を進めました」と説明している。
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三浦さんは1966年生まれ。1989年に「月刊アニマルハウス」(白泉社)で「ベルセルク」の連載をスタート。5月6日に急性大動脈解離のため、死去した。54歳だった。「ベルセルク」の最新364話が、9月10日発売の「ヤングアニマル」18号に掲載。コミックス第41巻が12月24日に発売されることも話題になっている。
「王狼」は、1989年から「ヤングアニマル」の前身である「月刊アニマルハウス」にて連載された作品です。その後、続編である「王狼伝」が同誌にて発表され、1998年に白泉社文庫から二作を合本し「王狼伝」というタイトルで出版されました。
この度、三浦建太郎先生の逝去に際し、中々目に触れる機会のない先生の初期作を、読者の皆様に届けられたらという思いから、リバイバル連載の企画を進めました。
快く本企画にご承諾頂きました原作者の武論尊先生、並びにスタジオ我画の皆様に、御礼申し上げます。
そして、素晴らしい作品の数々を残された三浦先生の画業に、改めて最大の敬意と感謝を表します。
30年以上前に描かれ、まるで現在の異世界転生モノを先読みしたかのようなストーリー、そしてどこか「ベルセルク」の筆致を彷彿(ほうふつ)とさせる本作を、ぜひお楽しみください。
白泉社 ヤングアニマル編集部
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