くりぃむしちゅー:「くりぃむ」シリーズが13年ぶりプライム帯復帰 「引退するまで続く番組にしたい」

10月スタートの新番組「くりぃむナンタラ」を担当するくりぃむしちゅー=テレビ朝日提供
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10月スタートの新番組「くりぃむナンタラ」を担当するくりぃむしちゅー=テレビ朝日提供

 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」が出演するテレビ朝日のバラエティー番組「くりぃむ」シリーズが、約13年ぶりとなるプライム帯に復帰することが8月31日、分かった。新番組「くりぃむナンタラ」として、10月から毎週日曜午後9時55分に全国で放送される。なお、現在同枠で放送中の「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」は9月で放送を終了する。

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 「くりぃむ」シリーズは、くりぃむしちゅーが「海砂利水魚」からの改名後、初の冠レギュラー番組としてスタート。2004年10月から深夜帯で「くりぃむナントカ」が放送され、「SOFTくりぃむ」「GORIGORIくりぃむ」「GARIGARIくりぃむ」「GURIGURIくりぃむ」「GIRIGIRIくりぃむ企画工場」「くりぃむナンチャラ」と続いてきた。

 「くりぃむナンタラ」では、同局で火曜深夜に放送中の「にゅーくりぃむ」の人気企画をアップデートして放送。くりぃむしちゅーがタレントを遠隔操作する「人間インストール」や、逆に2人が後輩芸人に遠隔操作され、体を張ったコントを繰り広げる「こっそり楽屋選手権」のほか、新たな企画も考案中だという。

 上田晋也さんは、「僕らが学生時代や芸人になったばかりのころって、誤解を生む言い方かもしれませんが……こういうくだらない、何の足しにもならない番組がいっぱいあったんですよ(笑い)。そして、僕らはそういうのがやりたくて芸人になったんです。だからいまだに、こういうバカバカしくて何の足しにもならない(笑い)、『デジタル放送でお送りする意味あるのか!?』という番組をやらせていただけるというのは、本当にありがたいこと」とコメント。

 「60歳、70歳になってもこれができていたら『芸人になって、くだらないことをずっとやらせてもらってよかったな』と言える番組になるので、長く続けて、僕らの金字塔になればいいなと思います」と話している。

 有田哲平さんは「すごく歴史があるシリーズで、本当にいろんな思いが詰まっています。ずっと見てくださっているファンの方もいらっしゃいますし、僕らの思い入れも相当強いので、引退するまで続くような番組にしたい」と意気込みを披露。

 「日曜夜10時台ということで、『くりぃむナンタラ』は、より多くの方に見ていただける番組になると思います。休みが終わって『明日から仕事だな……最後にテレビでも見て寝るか』というちょうどいい時間なので、次の日からの仕事の活力になるような、面白い“お笑い”を届けられたらいいなと思っています」と語っている。

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