高橋メアリージュン:「緊急取調室」で迫真演技 「すごすぎて震えた」悲しい悪女役

連続ドラマ「緊急取調室 シーズン4」第4話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「緊急取調室 シーズン4」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)シーズン4の第4話が8月12日に放送された。第4話のゲストで、“死刑を望む女”橘頼子を演じた高橋メアリージュンさんの演技にSNSでは、「すごすぎて震えた」「迫真の演技に圧倒されました」「鳥肌たった……」などの声が飛び交った。

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 高橋さんが演じたのは、勤務するスリー食品の工場で、ガス漏れ事件を引き起こした犯人・橘頼子。頼子は画期的な食品廃棄物リサイクルシステム「SY21」を開発した優秀なエンジニアだったが、ある日、わざと「SY21」を故障させ、ガス漏れ事件を起こした。事件に巻き込まれ、同社の専務・三上聡(内村遥さん)を含む2人が死亡。頼子も事件の影響で重症となり、集中治療室に収容された。そんな頼子の取り調べを、真壁有希子(天海さん)ら警視庁捜査1課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」が担う……という第4話の展開だった。

 頼子ははじめ、専務にいいようにされて自殺を図った女性と思われていたが、捜査が進むにつれ、事件現場で自分だけ助かったことや、死刑を望むようなそぶりを見せていたこと含め、実はすべて「計算」だったことが判明。取り調べで有希子に本心を見抜かれると、態度をひょう変させ、死んだ三上をあざ笑った。

 だが、有希子に核心を突かれると、「嘘じゃない、私はあんなやつ好きじゃない。大っ嫌いだよ。殺してせいせいしている。死んでほしかった、だから、後悔なんてしていない。後悔なんてしていない。あんなやつ死んでよかった!」と有希子の胸で号泣。悲しい悪女を演じた高橋さんにSNSでは、「思わず熱くなってしまった」「心揺さぶられた」「演技うますぎる」と、称賛の声が広がった。

 第4話は、動画配信サービス「Tver(ティーバー)」で、19日午後8時まで見逃し配信されている。

 「緊急取調室」は、井上由美子さんのオリジナル作。キントリのメンバーが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。2014年に第1シーズンが放送されて人気を博し、2017、2019年とシーズンを重ねるごとに話題を呼んでいる。

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