恒松祐里:「おかえりモネ」で話題の女優 岸谷五朗とのW主演作が配信スタート ゲイの父とその家族描く

イヤードラマ「パパの恋人」に出演する(左から)松田悟志さん、岸谷五朗さん、江口慶さん、恒松祐里さん
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イヤードラマ「パパの恋人」に出演する(左から)松田悟志さん、岸谷五朗さん、江口慶さん、恒松祐里さん

 清原果耶さんのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)に、“すーちゃん”こと野村明日美役で出演している恒松祐里さんと、俳優の岸谷五朗さんダブル主演のドラマパパの恋人」が8月6日から、音声版サブスクリプションサービス「NUMA(ヌーマ)」で配信スタートした。

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 「パパの恋人」は、音声のみで楽しむ「イヤードラマ」。ゲイの父親とその家族の姿を描く本作で、恒松さんはヒロインの花田双葉役、岸谷さんは双葉の父・緑郎役でそれぞれ登場。俳優の松田悟志さん、江口慶さんも出演する。NHKエンタープライズがドラマの制作を手がけ、LGBT総合研究所が監修として参加した。

 「大事なことはファミリーレストランで話す」ことがルールの花田家で、親子二人で暮らしてきた緑郎と双葉。ある日、ファミリーレストランで「付き合いたい人がいる」と明かした緑郎に対し、双葉は動揺する。父が紹介しようとしているのは女性ではなく男性だった……というストーリーだ。

 恒松さんは、「自分がよく理解していない物事は、知識がないから怖いし、拒絶したり理解しようとしなかったりする。でも少しでも歩み寄ろうという気持ちがあれば、今まで見えなかった景色が見えてくるかもしれない。そんなことに気付かせてくれる作品だと思います。岸谷さんを始めとした素晴らしい方々と物語を紡ぐ事ができてうれしかったです。たくさんの方に届きますように」とコメント。

 岸谷さんは、「今回共演した恒松さんは、一つ一つのせりふを大事に、丁寧に表現されていました。彼女の内面の繊細さが、双葉という役の心情をきっちりと捉えていて、とても素晴らしかったと思います。監督もたくさんの経験を持つ方であったので、耳だけで聞くドラマを表現するということが、役者としてとても手助けになりました。そして脚本が非常に練れていて、耳だけで聞くドラマとして、とても面白味もあり少しスリリングでもあり、すてきな台本でした」と明かしている。

 ドラマは全5話。8月6日から毎週金曜日に最新エピソードが配信される。

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