鎌倉殿の13人:山口馬木也が頼朝裏切る“豪族”役「ひらひらと軽やかに」 結果的に「かなり長生き」

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で山内首藤経俊を演じる山口馬木也さん
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2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で山内首藤経俊を演じる山口馬木也さん

 三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」で、山内首藤経俊を演じることが決まった山口馬木也さんがコメントを発表。「収録現場では、大泉洋さん演じる源頼朝や小栗さん演じる義時に影響されながら、場面ごとに身の置きどころを、ひらひらと軽やかに変えていければと思っています」と意気込みを明かした。

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 山口さんは、今川義元の家臣・朝比奈親徳を演じた「麒麟(きりん)がくる」(2020年)に続く4回目の大河ドラマ。今作で演じる山内首藤経俊は、「母親が頼朝の乳母を務めた相模の豪族」で、頼朝を裏切ることになる人物だという。

 山口さんは、「山内首藤経俊の人物像を探ってみると、幼少期を共に過ごした頼朝を裏切るなど、最初は薄情な印象を持ちました。ところが本人には大義があったわけでもなく、特に策士だということもないようで、結果的にはかなり長生きをしたようです」と明かし、「もしかすると頼朝が途中で敗れていれば正しい選択だったのかもしれませんし、現代にも通じる点があると思って、探り探り演じていければと思っています」と話した。

 「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンターテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。

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