フィギュアなどの大型展示会「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)2021[秋]」が、9月20日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されることが7月7日、分かった。1985年に初開催されて以来、初めての秋開催となる。「きみの声をとどけたい」などの青木俊直さんが描き下ろしたキービジュアルも公開された。
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「ワンフェス2021[秋]」では、会場に初めて公式ステージを設置し、アニメやゲームの新作をPRする。イベントの生配信も実施する。
ワンフェスは、プロ、アマチュアを問わず制作したフィギュアや模型を展示、販売する展示会で、1984年のプレイベントから始まり、今年で36年目を迎える。年2回のペースで開催されていたが、新型コロナウイルスの影響で開催が1年間見送られていた。
私がワンダーフェスティバル実行委員長となった1992年から29年、ワンフェスは歴史を重ねて開催当初2000人の参加者から、今では5万人の造形好きが集まる世界最大の造形イベントに成長しました。ただ40年近い歴史を重ねると当時は20代であった私も60代となり、イベント参加者の平均年齢もどんどん上がっています。長く続くイベントの常として、イベントの安定はあっても勢いはどんどんそがれていきます。6月に中国上海で開催された上海ワンフェスの状況などを見ていると参加者のほとんどが20代で、若い力が上を向いて身の程知らずと言える素晴らしい無謀な作品をどんどん作っている状況は、今の私たちにはなかなかできません。
そのためにワンフェスに新しい造形作家、来場者に参加してもらえるよう告知・啓蒙(けいもう)活動を行い、ワンフェスという知名度とブランド力をさらに高め、広げていく運営を行って参ります。今後は、参加するアマチュア・企業のディーラー(出展者)と参加者の皆さんに、より楽しんでいただけるイベントの企画を前向きに考えていきたいと思っております。ワンフェスという造形作品と作家が集う日本から始まった世界一のモノ造りイベントの魅力を、より多くの方に知ってもらえるよう皆様のご協力を何とぞよろしくお願いいたします。
水玉蛍之丞さん、あずまきよひこさんから引き継ぐということで身の引き締まる思いです。今回の絵のテーマですが、以前宮脇センム(宮脇修一さん)にお会いした時に1970年の大阪万博の話で盛り上がりました。大阪万博に「ワンダーフェスティバル」パビリオンがあったらワンダちゃんリセットちゃんはどんな格好をするだろうかと考えて今回の絵を描きました。
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