講談社ラノベ文庫(講談社)のライトノベルが原作のテレビアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の第2期「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」が4月からTBS、BS-TBSで放送されている。同作のスタッフが制作秘話を語る「異世界魔王の“裏側”」。第4回はキャラクター原案の鶴崎貴大さんに作品の魅力などを語ってもらった。
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最初は、自身がなろう系小説が好きなこともあり、むらさきゆきや先生が新シリーズを書くにあたっての原案協力的な位置でお手伝いしていました。当初は協力のみだったのですが、もうここまで関わったなら一緒にやりますか!という流れでイラストを担当することになりました。
ー-むらさきゆきやさんの作品の魅力は?
テンポがよく読みやすい文体なので、ライトノベルとしてはかなり多いページ数の「異世界魔王」もストレスなく読めるので、さすがだといつも感じています。あとは、その時キャラがどういう動きをしているかというのを想像しやすい文章で表現しているのは本当にすごいと思っています!
ファンタジージャンルでも衣装をファンタジー要素のみで構成するのではなく、現代のファッションのシルエットやSF的な要素を自分の中で噛(か)み砕きながら、全てひっくり返しておっぱいやおへそ、ふとももを大事にしています。
表情や手の仕草を大事にしています。あとは体の柔らかさなども自分の中でうまく表現できた時はうれしいです。
マオー様(クルム)、エデルガルトあたりはサクッと決まった気がします。逆に、最初のキャラだったこともあり、レム、シェラは何パターンかありました。レム、シェラは最初、髪の色が逆で、性格も暗めなエルフと明るめな獣人族みたいなイメージでした。ありがちだよねということで逆転させたような記憶があります。
むらさきさんと自分が苦心したキャラクターが動いて、話しているのを見た時が一番最高な瞬間でした。お互いつらい時期もあったので感動もひとしおでした(笑い)。あとは、ディアヴロの魅力が120%表現されてたところが、本当によかったです。ほかのキャラクターもディアヴロの反応によってさらによさが引き出されているイメージでした。
今後の展開もコンテを拝見した段階から楽しみで仕方がありません。原作側というより一視聴者として楽しみにしています!
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