七つの大罪:劇場版アニメ最新作 鈴木央描く魔神の設定画 麒麟の川島、ノンスタ井上の特徴も

劇場版アニメ「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」で原作の鈴木(央さんが描いた魔神A、魔神Bのビジュアル設定画(C)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会
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劇場版アニメ「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」で原作の鈴木(央さんが描いた魔神A、魔神Bのビジュアル設定画(C)鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会

 鈴木央(なかば)さんの人気マンガが原作のアニメ「七つの大罪」の新作劇場版「七つの大罪 光に呪われし者たち」(浜名孝行監督、7月2日公開)に登場する魔神A、魔神Bのビジュアル設定画が5月12日、公開された。魔神A、魔神Bは、お笑いコンビ「麒麟」の川島明さん、「NON STYLE(ノンスタイル)」の井上裕介さんが声優を務める。公開された設定画は、原作の鈴木さんが声優を務める2人の特徴とパブリックイメージを投影して描き下ろした。

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 鈴木さんは、劇場版アニメの制作陣からラフイメージとして魔神のビジュアルを受け取った際に「せっかく声を当ててもらうなら、ちゃんと似ていたほうが、二人のファンもコレだ!と思って喜んでくれるはず。届いたイメージを見て、即座に(設定画を)描いて返信しました」と明かした。「顔の造形は似せたいと思いましたし、ご本人のイメージに合わせて、川島さんはあのいい声が似合う渋い魔神、井上さんはピエロっぽい格好の魔神がいいかなと。ちょっとでも似ていたほうが絶対に面白いし、実際にそこに声が吹き込まれた時の仕上がりを見てほしい」と話している。

 「七つの大罪」は、「週刊少年マガジン」(講談社)で2012~20年に連載。かつて王国転覆を謀ったとされる伝説の逆賊・七つの大罪の戦いが描かれた。同作の“正統続編”となる「黙示録の四騎士」の連載が、1月に同誌でスタートしたことも話題となっている。

 テレビアニメ第1期が2014年10月~2015年3月、「聖戦の予兆」が2016年8~9月、「戒めの復活」が2018年1~6月、「神々の逆鱗」が2019年10月~2020年3月に放送。2018年8月には初の劇場版「天空の囚われ人」も公開された。テレビアニメの最終章「七つの大罪 憤怒の審判」が、テレビ東京系で毎週水曜午後5時55分から放送中。

 新作劇場版は、鈴木さん描き下ろしの完全新作ストーリーで、テレビアニメの最終章「七つの大罪 憤怒の審判」の“その先”が描かれる。

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