志尊淳:大河ドラマ初出演 「青天を衝け」で杉浦愛蔵に 日本近代化の礎築いた人物の「想い継承」

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で杉浦愛蔵(譲)を演じることが決まった志尊淳さん
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で杉浦愛蔵(譲)を演じることが決まった志尊淳さん

 俳優の志尊淳さんが、吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが分かった。志尊さんは今回が初の大河ドラマで、外国奉行支配・杉浦愛蔵(譲)を演じる。

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 杉浦愛蔵は徳川昭武(板垣李光人さん)の随員としてパリ万博へ派遣される。そこで栄一(吉沢さん)と親交を深め、やがて家族ぐるみのつきあいをするほどの仲に。維新後は静岡へと移り、やがて明治新政府に出仕して、栄一が立ち上げた民部省改正掛の一員となる。そこで前島密らと郵便制度の確立に努めた……という人物だ。

 志尊さんは「今、私たちの生活において必要不可欠な郵便制度の確立に努め、制度の統一、郵便局の設置などを行った一人。そんな日本近代化の礎を築いた人物の生涯を通して僕が感じたこと、見たものをしっかりとお伝えできたらなと思っております。初めての大河ドラマで不安もありますが、常に闘い挑戦していた杉浦愛蔵の想(おも)いを継承し、僕も闘いたいと思います」と思いを語った。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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