青天を衝け:「血洗島編」完結 締めは北大路欣也“家康” 最も遅い42分後…物語の舞台は「激動の京へ」

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で徳川家康を演じる北大路欣也さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で徳川家康を演じる北大路欣也さん (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第12回「栄一の旅立ち」が5月2日に放送され、血洗島編が完結した。最後に登場したのは北大路欣也さん演じる徳川家康で、これまでで最も遅く本編スタートから42分後だった。「さあ、血洗島編はここまでだ。ここから物語の舞台は江戸を離れ、激動の京へと向かいます。そう、いよいよ我が江戸幕府の終焉(しゅうえん)が近づくのです」との言葉で締めくくった。

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 SNSでは「締めの家康きたーー!」「家康で締め」「締めに持ってきた家康殿」「本日の家康様は締めくくり役」「キャア!ヤッス待っていたわー」などと視聴者は反応。「まさか出ないのか?と思った家康様、出ました。演出がどんどん巧妙になる」「良かった、徳川家康公出てくれた。章の区切りに締めで出てくれるのね」「家康さまの登場に安堵(あんど)する(笑)。そして、いよいよ舞台は京都へ!!」といった声も上がっていた。

 第12回は、役人に追われる栄一(吉沢さん)と喜作(高良健吾さん)をボロ屋に引き込んだのは、円四郎(堤真一さん)だった。円四郎は一橋家に仕えないかと勧めるが、栄一たちは断る。血洗島村に戻った栄一は、惇忠(田辺誠一さん)らと高崎城乗っ取り計画の準備をしていた。そこに京都から長七郎(満島真之介さん)が戻り、涙ながらに中止を訴える。

 計画を断念した栄一と喜作は、再起をはかるため、村を離れ京都に向かうことを決意する……という展開だった。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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