青天を衝け:栄一の父に視聴者熱視線 お前はお前の道を行け…小林薫“とっさま”「カッコよすぎ」

大河ドラマ「青天を衝け」に渋沢市郎右衛門役で出演している小林薫さん=NHK提供 (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」に渋沢市郎右衛門役で出演している小林薫さん=NHK提供 (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第11回「横濱焼き討ち計画」が4月25日に放送された。同回の終盤、天下のために働きたいから「自分を勘当してほしい」と頭を下げる栄一(吉沢さん)に対する、父・市郎右衛門(小林薫さん)の言動に、視聴者の熱い視線が注がれた。

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 そんな栄一を市郎右衛門が「俺は政がどんなに悪かろうと百姓の分を守り通す。それが俺の道だ。お前はお前の道を行け」との言葉で送り出す姿に、SNSでは「とっさま、カッコよすぎる~」「親父様格好いい」「とっさまが一番かっこいい…」「とっさま懐が深いわ」「ほれてしまいそう」「優しすぎる」などの声が次々と上がった。

 第11回は、栄一と千代(橋本愛さん)に待望の第1子が生まれるが、すぐに亡くなってしまい、渋沢家は重い空気に包まれる。そんな中、惇忠(田辺誠一さん)は自らの手で攘夷(じょうい)の口火を切ろうと、横浜の外国人居留地の焼き討ちを発案。心を動かされた栄一は、武器や仲間を集め始める。

 一方、謹慎を解かれた慶喜(草なぎ剛さん)は将軍・家茂(磯村勇斗さん)の後見職となるも、島津久光(池田成志さん)らから「一刻も早く攘夷の決行を」と迫られる……という展開だった。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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