明日のおちょやん:第16週「お母ちゃんて呼んでみ」振り返り 寛治の屈折した心 どうにかしたい千代

NHK連続テレビ小説「おちょやん」第16週の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「おちょやん」第16週の一場面 (C)NHK

 杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)。3月27日は第16週「お母ちゃんて呼んでみ」(3月22~26日)を振り返る。

あなたにオススメ

 「おちょやん」の毎週土曜は、同週のドラマの“振り返り”回。黒衣(桂吉弥さん)の案内で、ハイライトをイッキ見することができる。

 第16週は、昭和12(1937)年12月、千代(杉咲さん)の父テルヲ(トータス松本さん)が亡くなって5年がたち、千代は30歳になった。鶴亀株式会社の熊田(西川忠志さん)から頼まれ、新派出身の子役・松島寛治(前田旺志郎さん)と暮らし始める千代。そんなときに突然、高城百合子(井川遥さん)と小暮真治(若葉竜也さん)が訪ねてくる。

 すでに結婚していて、今は思想や言論を取り締まる秘密警察、特別高等警察に追われる身となっていた百合子と小暮を千代はかくまう。その一方で千代は、寛治の屈折した心をどうにかしたいと思い……。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代が、華やかな芝居の世界に魅せられ、自らも女優を目指すようになる。

テレビ 最新記事