シャーロック:ディーン・フジオカ主演の月9ドラマが映画化 岩田剛典との“バディー”再び

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」に出演するディーン・フジオカさん(左)と岩田剛典さん(C)2022映画「バスカヴィル家の犬」製作委員会
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「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」に出演するディーン・フジオカさん(左)と岩田剛典さん(C)2022映画「バスカヴィル家の犬」製作委員会

 不朽のミステリー「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、俳優のディーン・フジオカさん主演で“月9”ドラマとして放送された「シャーロック」(フジテレビ系)が映画化されることが3月17日、分かった。「ホームズ」シリーズでも人気の高い長編「バスカヴィル家の犬」をモチーフに、「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」として2022年に公開される。

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 「シャーロック」は、アーサー・コナン・ドイルのミステリー小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ディーン・フジオカさん演じる犯罪捜査コンサルタント・誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典さん演じる元精神科医の若宮潤一の唯一無二のバディーが難事件を解決していく姿を描き、2019年10月期に放送された。

 今回の映画は、19年12月放送の「特別編」のその後のストーリーで、再会後、再びバディーとして事件の依頼を受け始めた獅子雄と潤一の最初の事件を描く。主演のディーン・フジオカさんは「『シャーロック」から約1年、物語が映画化されると聞き、大変うれしく、光栄です。濃い熱量の物語がこれからも続いていくと思っていたので、ワクワクドキドキです。また原作『シャーロック・ホームズ』シリーズの中でも最大の難事件といわれる『バスカヴィル家の犬』がテーマということで、映画としても魅力あるものになるのは間違いないと確信しています」とコメント。

 「初めてこの作品を見る方々にも楽しんでいただける、スリリングかつ、スケール感のある作品になっていると思います。謎解きはもちろん、人間の複雑な感情のやり取りや悲しい運命の物語があってとても深く心に刺さると思います。ドラマから応援してくださっている方々には、獅子雄と若宮の二人の関係性の変化や獅子雄の新たな一面を見ていただけるかも!? 公開まで楽しみに待っていてください」と話している。

 岩田さんは「映画化されるということで、お話をいただいた時純粋にうれしかったです。『シャーロック』を求めてくださる方がいらっしゃったからこそ実現したと思うので、改めて感謝したいです。久しぶりに若宮のキャラクターを演じることができて、撮影は本当に楽しくてあっという間でした。映画での若宮は、泣いたり笑ったり照れたり走り回ったりさけんだりといろいろあってテンコ盛り(笑い)。ドラマでは見せられなかった若宮の側面が見られると思います」といい、「まだ発表にはなっていませんが、僕自身も物すごくテンションが上がる豪華なキャストが集まり、謎解きを楽しんでいただける豪華なエンタメ作品になっています! 公開までまだ時間はありますが、楽しみにお待ちいただけたらと思います」と紹介した。

 太田大プロデューサーは「『シャーロック・ホームズ』シリーズの中でも金字塔と呼ばれる『バスカヴィル家の犬』を原案とした作品作りに挑みました。呪われた一族とこの世のものと思えない魔犬の存在が印象深い原作の世界観を継承しつつも、現代日本に置き換え、全てのシーンを疑わざるを得ないようなスリリングで背筋が凍る事件を配する一方で、数奇な運命をたどった美しきヒロインを軸に、人間関係が複雑に絡み合う、悲しくも見応えあるヒューマンドラマが展開されます。また、ディーン・フジオカさん演じる獅子雄と、岩田さん演じる若宮の軽妙なやりとりにも磨きがかかっています。特に今回は、若宮の成長記録という側面もあり、手厳しいながらも愛が思わずあふれてしまう獅子雄の姿も必見です。相思相愛だったバディーが、新たなステージにて、さらにお互いにとって唯一無二の存在となる様が描かれますので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」とコメントを寄せた。

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