生見愛瑠:「プリキュア」は「永遠の憧れ」 声優初挑戦で「明るく元気に」

「映画ヒーリングっど プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」に声優として出演する生見愛瑠さん
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「映画ヒーリングっど プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」に声優として出演する生見愛瑠さん

 人気モデルの“めるる”こと生見愛瑠さんが、人気アニメ「プリキュア」(ABCテレビ・テレビ朝日系)シリーズの第17弾「ヒーリングっど プリキュア(ヒープリ)」の劇場版「映画ヒーリングっど プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」(中村亮太監督、3月20日公開)に声優として出演する。生見さんが声優に挑戦するのは初めてで、本人役で出演する。シリーズ第1弾「ふたりはプリキュア」からのファンで、「プリキュア」は「永遠の憧れ」という生見さんに、同シリーズへの思いを聞いた。

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 ◇活発だった少女時代 キュアブラック派 

 「プリキュア」シリーズは、第1弾「ふたりはプリキュア」が2004年2月にスタートし、現在は第18弾「トロピカル~ジュ!プリキュア」が放送中。2002年生まれで、18歳の生見さんは子供の頃、「プリキュア」に夢中になった。

 「めっちゃ好き! 『ふたりはプリキュア』から『Yes!プリキュア5GoGo!』くらいまで、早起きして見ていました。クリスマスと誕生日のプレゼントは絶対、『プリキュア』のおもちゃでした。クリスマスプレゼントにキュアブラックの服をプレゼントしてもらって、ずーっと着て、お祭りに行ったり、お買い物に行ったりしていました。ピンクと黒がすっごく可愛いんです! どちらかと言うとキュアブラック派でしたね。活発だったんです。外でずっと遊んで、木登りをしたり、虫を捕まえたり、プリキュアのまねをして高いところからジャンプしたり(笑い)」

 劇場版には、シリーズ第4、5弾「Yes!プリキュア5」「Yes!プリキュア5GoGo!」のプリキュアが登場することも話題になっている。生見さんは子供の頃に大好きだったこともあり「キュアドリームが好きでした。やっぱり可愛い!」と喜ぶ。生見さんにとって「プリキュア」は「永遠の憧れ」という。

 「大人になってから見ても、やっぱり可愛いですよね。プリキュアはいっぱいいるけど、みんな可愛い! でも、ピンクが好きかも。王道だけど好きなんです。『ヒーリングっど プリキュア』でもキュアグレースが可愛い! 髪形もお姫様みたい」

 ◇初アフレコに超緊張 いつかは悪役を

 「映画ヒーリングっど プリキュア」は、花寺のどか(キュアグレース)たちが東京に行き、ゆめペンダントの力で心の中に思い描いた夢が映し出せるゆめアール体験を楽しみ、不思議な力を持つ少女でゆめアールプリンセス・カグヤと出会うが、みんなの夢を狙う謎の敵が現れる……というストーリーで、夢がテーマの一つになっている。生見さんの子供の頃の夢とは……。

 「小4くらいからモデルになりたかったんです。それまではパティシエ、保育士、トリマーとかいろいろな夢がありました。ダンスレッスンをしていたら、スカウトされて、それからモデルに興味を持ちました。本当にモデルになれるなんて、子供の頃からしたら考えられないことですよね。しかも『プリキュア』に出演させていただけるなんて」

 「映画ヒーリングっど プリキュア」では、渋谷のスクランブル交差点にファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」のステージが登場し、生見さんそっくりに描かれたキャラクターが、本人役としてTGCを盛り上げる。アニメの生見さんは「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション2020 SPRING/SUMMER」の衣装、髪形を再現する。

 「本当にうれしいです。考えられないです。本当ですか!?って(笑い)。アフレコは初めてでしたが、ずっとやってみたかったので、うれしいの大渋滞でした。アニメにTGCが出てくるのもびっくり! 『5GoGo!』のプリキュアも出てきますし、ドキドキします。子供だけでなく、私たちの世代もきっと楽しめるはずです」

 初めてのアフレコは「超緊張しました!」という。

 「でも、楽しかったです。自分の役ですし、リラックスして、自分らしくできました。貴重な経験でした。『プリキュア』は、明るく楽しい作品ですし、その世界に入れるように、明るく元気に演じました」

 生見さんが「プリキュア」について語る時、笑顔になり、目を輝かせていたことが印象的だ。「アニメが好き! 『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』『ソードアート・オンライン』が好き! 自粛期間も『うしおととら』とかいろいろなアニメを見ました」というから、今後も声優としての活躍が期待される。

 「いつか敵役もやってみたいです。どす黒い声で。できるのかな?」と話す生見さん。元気で明るいめるるが敵役というのは想像できないかもしれないが、きっと魅力的なキャラクターになるはず。

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