ワンダヴィジョン:マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマ “不思議キャラ”ヴィジョンの過去振り返る

オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」の場面写真(C)2021 Marvel
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オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」の場面写真(C)2021 Marvel

 米マーベル・スタジオが手掛ける初のオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」が、1月15日から動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信される。アベンジャーズの一員であるワンダとヴィジョンが主人公で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」後の世界で新婚生活を送る2人が描かれる。マーベル作品で一番の“不思議キャラ”であるヴィジョンの誕生秘話や過去を振り返る。

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 本作に登場するヴィジョンがマーベル作品に初登場したのは、2015年公開の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」。かつてアイアンマンことトニー・スタークが生み出したAI・ジャーヴィスだったヴィジョンは、ロキの所有物だったセプターの中に埋め込まれていたマインド・ストーン、地球上最もパワフルな鉱石とされるヴィブラニウムの体、マイティ・ソーの持つムジョルニアの強力なエネルギーによって、新しい生命体・ヴィジョンとして誕生。すさまじいパワーを駆使して、アベンジャーズでも敵わなかった敵のウルトロンを倒し、アベンジャーズに仲間入りした。

 人間ではなくAIである彼は、ほかのヒーローとは違った、”不思議キャラ”としても魅力的だ。他人の状況を全く気にせず、ワンダの部屋の壁を何度もすり抜けて入って怒られたり、敵を倒すためビルを破壊して人々を傷つけてしまい、落ち込んでいるワンダに突然スープを作り出すなど、不思議な行動をすることが多々見られる。

 「ワンダヴィジョン」はマーベル初挑戦の“シットコム”調で、感情を高ぶらせるシーンがほとんどなかったヴィジョンの新たな一面も描かれる。「アベンジャーズ/エンドゲーム」後の世界で、ワンダとの結婚生活が物語の柱になるが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではヴィジョンの死が描かれていた。つじつまの合わない出来事を前に、2人は徐々に自分たちの目に見えている全てが“真実ではない”のではと疑い始める。真相は果たして……。

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