映画興行成績:「鬼滅の刃」が10週連続首位 「ハウルの動く城」超える快挙 興収311億円突破 動員2317万人

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 12月21日に発表された19、20日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)が、10週連続で首位を獲得した。公開から10週連続の首位は、同社が映画観客動員ランキング発表を開始した2004年以来、初の快挙。これまでの記録だった9週連続首位の「ハウルの動く城」(2004年)、「アバター」(2009年)、「君の名は。」(2016年)を抑え、トップとなった。土日2日間で約28万2000人を動員し、興行収入は約3億9000万円を記録。累計では動員2317万人、興行収入311億円を突破した。邦画、洋画を合わせた歴代興行収入ランキング第2位の記録で、第1位「千と千尋の神隠し」(2001年)の約316億8000万円に迫っている。

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 初登場作品では、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたマンガを女優の浜辺美波さん主演で実写化した「約束のネバーランド」(平川雄一朗監督)が3位にランクイン。土日2日間で動員約21万9000人、興行収入約2億8800万円を記録した。12月18日の公開から3日間の累計では、動員が約28万4000人、興行収入が約3億7300万円を記録する好スタートを切った。

 ほかにも、2本立てで公開された特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの劇場版「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」(杉原輝昭監督)、「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」(柴崎貴行監督)が5位にランクイン。アクション映画「ワンダーウーマン」の続編「ワンダーウーマン1984」(パティ・ジェンキンス監督)が6位、期間限定上映されている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(庵野秀明総監督)が10位に登場した。

 1位 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
 2位 新解釈・三國志
 3位 約束のネバーランド
 4位 STAND BY ME ドラえもん 2
 5位 劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME/劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本
 6位 ワンダーウーマン1984
 7位 滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie
 8位 天外者
 9位 劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編Wandering;Agateram
 10位 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

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