木村昴:ディズニー&ピクサー最新作で史上初の“3役” 「ソウルフル・ワールド」日本語吹き替え版で声優、ED訳詞、歌唱も

「ソウルフル・ワールド」の日本語吹き替え版で声優、エンディングテーマを担当する木村昴さん(C)2020 Disney/Pixar.
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「ソウルフル・ワールド」の日本語吹き替え版で声優、エンディングテーマを担当する木村昴さん(C)2020 Disney/Pixar.

 声優の木村昴さんが、ディズニー&ピクサーの最新作「ソウルフル・ワールド」(ピート・ドクター監督/ケンプ・パワーズ共同監督)の日本語吹き替え版で声優を務めることが12月22日、分かった。木村さんは、同作のエンディングテーマ(ED)となるラップ曲「ラッピン・セド」の日本語訳、歌唱も担当する。一人で声優、エンディングソングの訳詞、歌唱の“3役”を同時に務めるのはピクサー史上初となる。

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 木村さんは、同作の日本語吹き替え版で主人公ジョーの行きつけの理髪店の客、ポールを演じる。エンディングテーマ「ラッピン・セド」は、ジョーが学生時代に組んでいたラップグループが作った曲で、ジョーの青春を飾る思い出の曲として劇中にも登場する。

 木村さんが英語のラップの日本語訳に挑戦するのは初めてで、「日本語訳をするのは手探りではあったのですが、ちゃんと皆さんに納得して楽しんでもらえるように、英語のニュアンスを日本語にしても伝えられるよう言葉選びとリズムにこだわりました。ジョーが学生時代に楽しみながらラップをやっていたというエピソードがあったので、仲間と一緒にやっていて楽しくてしょうがないという“ご機嫌さ”を意識しましたので、ぜひ注目してほしいです」と話している。

 「ソウルフル・ワールド」は、人間が生まれる前に性格や才能、自分の個性や興味を決める“魂<ソウル>の世界”を舞台に、夢をかなえたい音楽教師のジョーと、人間に生まれたくないソウルの女の子・22番の冒険が描かれる。ジャズミュージシャンを夢見るジョーは、ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、浮かれて街を歩いている最中にマンホールに落ちてしまう。目を覚ましたジョーは、魂<ソウル>の世界にいた……というストーリー。ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」で12月25日から配信される。

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