三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に北条宗時役で出演することが決まった片岡愛之助さんがコメントを発表。2016年の大河ドラマ「真田丸」で大谷吉継を演じた愛之助さんは「また三谷幸喜さんの大河ドラマに出演させていただけると伺った時は素直にとてもうれしかったです」と喜んだ。
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さらに愛之助さんは「北条宗時は私とは真逆の人間。夢に生き、夢に散った男だったと知りました。打倒平家に燃えたその夢想家の熱意は相当なものだったと想像がつきますし、今回はその熱量をいかに表現できるかに懸かっていると感じています。自分とは正反対の生き方をした武将を演じられることに今からワクワクが止まりません!」と心を躍らせると、「とはいえ、宗時は歴史文献にもあまり記録が残っていない人物。その宗時が三谷さんの脚本でどう描かれるのか、非常に楽しみです!」と期待を寄せた。
放送中の2020年大河ドラマ「麒麟がくる」には今川義元役で出演。桶狭間の戦いにおける“壮絶な最期”も話題となった。「織田信長最大の敵・今川義元を、今までのイメージにない力強いキャラクターで演じました。桶狭間も壮大に描かれ、とても印象的なシーンとなりました。『真田丸』の大谷吉継と同じく、“死に様”がとても大事なお役だったと思います」と振り返る。
「鎌倉殿の13人」で演じる北条宗時は義時の兄。主人公・義時役の小栗さんとは初共演となる。「小栗さんとは共演経験はありませんが、それぞれの役を変幻自在に演じられる俳優さんだなとつくづく感じさせられます。どんな作品のどんな役にも圧倒的な説得力があり、私も一視聴者として魅了されています。今回はどんな北条義時を演じられるのか、“兄”として身の引き締まる思いです」と語った。
「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンタテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。
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