女優の石原さとみさんが主演を務める連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系、木曜午後10時)の最終話が9月24日に放送され、平均視聴率(世帯)は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
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ドラマは、マンガ誌「月刊コミックゼノン」で連載中の荒井ママレさん作、富野浩充さん医療原案のマンガ「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作。石原さん演じる萬津(よろづ)総合病院薬剤部・病院薬剤師の葵みどりが、患者に真摯(しんし)に向き合う姿が描かれた。
最終話は、葵みどり(石原さん)が、瀬野章吾(田中圭さん)に抗がん剤治験薬の投与を始めてから2年が経過。みどりは萬津総合病院薬剤部を離れ、産婦人科医院で働いていた。ある日、薬剤部の小野塚綾(成田凌さん)がみどりを訪ねてきて、元々、入院患者だった簑島心春(穂志もえかさん)が研修に来ていることや、瀬野が不在なので自分が救急薬剤師を任されていることなどを話し、萬津総合病院に戻ってくるよう促すが、みどりは、今の仕事が大事だと断る。
その後、てんかんの既住を持つ妊婦・向坂千歳(土村芳さん)の出産を手伝った葵のもとに瀬野が現れる。瀬野はリハビリを経て、来月から萬津総合病院に復帰することになったとみどりに告げ、「小野塚の誘い断ったんだってな。(薬剤部の)皆、待ってるみたいだぞ」と話す。みどりは産婦人科医院で学ぶことがまだあるといい、「理想の薬剤師に近づくことができたら戻ろうと思います」ときっぱり。そして月日は流れ、みどりは、瀬野、小野塚、相原くるみ(西野七瀬さん)ら薬剤部のメンバーと共に患者のために働く。
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