俳優の坂口健太郎さんが、10月期に放送される柴咲コウさん主演の連続ドラマ「35歳の少女」(日本テレビ系、土曜午後10時)に出演することが8月10日、分かった。柴咲さん扮(ふん)する主人公の今村望美の初恋の相手、広瀬結人を演じる。坂口さんは柴咲さんと初共演。地上波の民放連続ドラマへの出演は、2019年1月期のドラマ「イノセンス 冤罪(えんざい)弁護士」(同局系)以来、約1年半ぶりとなる。
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「35歳の少女」は遊川和彦さんによるオリジナル作品で、「家政婦のミタ」「同期のサクラ」の制作チームの最新作。物語の舞台は1995年と2020年で、柴咲さんは“35歳の少女”を演じる。
ドラマの内容についても同日、明かされた。1995年、事故で長い眠りについた10歳の少女・望美。家族はバラバラになり、初恋の少年は夢を諦め、それぞれ孤独な今を生きていた。2020年、25年ぶりに少女が目覚めた。心は10歳、体は35歳になった望美が、すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる成長物語となる。
坂口さん演じる結人は、望美の小学校のクライメートで初恋の相手。一度小学校の教師となったが、ある事件をきっかけに退職。自信のなさを隠すために、他人の批判と上から目線でなんとか自分を守っていたが、望美と再会して自分を見直していく……というキャラクター。
ドラマ出演について、坂口さんは「初の遊川作品、そして初めて柴咲コウさんとご一緒させていただけることが、今からとても楽しみです」とコメント。「最初に台本を読ませていただいた時の高揚感を大切にしながら、望美の周りで起こるさまざまな出来事を、結人として見守り、時には望美に気づかされ、一緒に成長していけたらうれしいです」と意気込んでいる。
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