エール:解説担当の野間口徹 志村けんさんと「もっとご一緒したかった」 名前読み上げで思いこみ上げる

NHK連続テレビ小説「エール」で喫茶「バンブー」の店主・梶取保を演じる野間口徹さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「エール」で喫茶「バンブー」の店主・梶取保を演じる野間口徹さん (C)NHK

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)の副音声付き再放送6週目(第31~36回)が8月3日スタートした。解説を担当するのは、喫茶「バンブー」の店主・梶取保を演じている野間口徹さん。野間口さんは「梶取保として、再放送6週目の副音声を担当しました。録り終えてみて、もっとくだけた方が良かったかな、ナレーションぽくなり過ぎたかな、と反省することばかりですが、自分の声の出番を忘れちゃうくらい映像に見入って、当時のことを懐かしく思い出しながら、とても楽しくできました」と収録を振り返った。

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 一方で、野間口さんは今年3月に死去した志村けんさんの名前を読み上げたときのことを、「タイトルバックで“小山田耕三 志村けん”と読み上げた時は、もっともっとご一緒したかったなという思いがこみ上げてきました」と思い出して、しんみり。「副音声では、普段の保らしく、冷静にそして優しく、裕一君(窪田さん)や音さん(二階堂ふみさん)、恵さん(仲里依紗さん)に突っ込んだり、保自身にエールを送ったりと、しっかり仕事させていただきましたので、楽しんでもらえるとうれしいです」と思いを語った。

 副音声付き再放送は6月29日にスタートし、1週目(第1~6回)を佐藤久志(山崎育三郎さん)、2週目(第7~12回)を関内吟(松井玲奈さん)、3週目(第13~18回)を藤堂清晴(森山直太朗さん)、4週目(第19~24回)は“ミュージックティーチャー”こと御手洗清太郎(古川雄大さん)、5週目(25~30回)村野鉄男(中村蒼さん)が解説した。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で、自らも歌手になる夢を追い続ける音の、音楽と共に生きる夫婦の物語。

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