M 愛すべき人がいて:“アユ”安斉かれんを襲う“理不尽の嵐”… 逆境乗り越えていく姿に共感も これまでの奮闘振り返る

(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
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  “歌姫・浜崎あゆみ”の誕生まで、そして秘められた出会いと別れを描く連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分/ABEMAで全話独占配信)で、主人公のアユを演じる歌手の安斉かれんさんが話題だ。すでに放送されている第1話、第2話では、歌手デビューを目指すアユに“理不尽の嵐”が襲いかかり、そのたびに逆境を乗り越えていく姿が共感を呼んでいる。これまでのアユの奮闘を振り返る。

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 初回は、1993年、福岡から上京してきたアユが、六本木のディスコでレコード会社「A VICTORY」のカリスマプロデューサー、マックス・マサ(三浦翔平さん)と出会い、歌手としての可能性を見いだされる。しかし、アユは芸能事務所・中谷プロに所属するタレントだった。マサがアユの才能を見いだしたことを知った瞬間、惜しくなり、囲い込もうとする中谷プロの中谷社長(高橋克典さん)や、自身の脅かす存在であるマサを追い出そうとする「A VICTORY」の大浜社長(高嶋政伸さん)、愛するマサがアユに肩入れするのが許せないマサの秘書・礼香(田中みな実さん)らが結託し、アユとマサの引き剥がしを図る。

 アユとマサが会うことになっていたレストランに礼香が現れ、マサに「アユさんは来ませーん」とホラーチックに言い放ち、アユとマサを会わせないように妨害。それでもアユはレストランから離れようとせず歌を歌うとマサが現れ、アユは事務所を辞めたことを告白。アユの決心に心打たれたマサは、「ウチに来い。俺のところで歌手になれ。お前は虹を渡りたいんだろう。だったらその虹、俺が作ってやる!」と言い、夜空に(なぜか)虹がかかる……という劇的な展開だった。

 続く第2話では、「A VICTORY」から歌手デビューを目指すことになったアユは、3カ月間ニューヨークでレッスンを受ける。奇抜なファッションでアユの前に現れた鬼講師・天馬まゆみ(水野美紀さん)はレッスンが始まると、戸惑うアユに「今度『え?』って言ったら燃やすよ?」と暴言を吐き、英語交じりの独特の言い回しでアユを厳しく指導する。

 また、バケツで水をぶっかける、手に持っていたスティックで突然ドラムを連打する、体力トレーニングに励むアユに「もっと速く! そのパンチでイノシシをやれるぐらいのパンチを!」と活を入れる(?)など、独自の特訓でアユを追い込んでいく。

 帰国後、アユは、マサの部下・流川翔(白濱亜嵐さん)がプロデュースするガールズグループのメンバー候補たちとの合宿に参加することに。合宿の参加者である理沙(久保田紗友さん)らの前に礼香が現れると、「このままでいいんですか? しつこいですよ、ゴキブリみたいに」とそそのかし、合宿参加者たちはアユを脱落させるため、アユに足をかけて転ばせたり、靴の中に画びょうを入れたり、ダンスレッスン中で体を当てたりといった嫌がらせをする。さらに、浴場の床タイルに石けんを塗りたくり、転倒してしまったアユは肩を脱臼。そのままアユは合宿の最終日に参加することになる。

 脱臼状態で10本のペットボトルを背負って、マラソンをするアユ。追い打ちをかけるように雨が降ってきて、めげそうになったアユの目の前にマサが現れ、崖の上から「負けないって言ったよな。お前が本気で泣いて、本気で苦しむのはこんなところじゃないだろう! 今を見るな! 未来を想像するんだよ! 俺を信じろアユ、走れー!」と熱っぽく説得。マサの言葉に後押しされ、アユがトップで完走すると、やはり(?)空に虹がかかる。時は進み2001年、虹がかかった下で、アユがスタジアムライブを行う……という展開が描かれた。

 今夜放送の第3話、アユは一体どんな理不尽な目に遭うのか、打ち勝っていくことができるのか、注目だ。 

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