パパがも一度恋をした:最終回 “ヒロイン”塚地武雅、再び天国へ

小澤征悦さんの主演ドラマ「パパがも一度恋をした」の最終回のワンシーン=東海テレビ提供
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小澤征悦さんの主演ドラマ「パパがも一度恋をした」の最終回のワンシーン=東海テレビ提供

 俳優の小澤征悦さん主演のドラマ「パパがも一度恋をした」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の最終回が3月21日に放送される。おっさん多恵子(塚地武雅さん)の中にいる多恵子(本上まなみさん)が天国へ戻るまであとわずか。突然、おっさん多恵子が警察に追われる。実は、おっさん多恵子の外身は詐欺容疑で指名手配中の川上辰夫(塚地さん・二役)という実在の男だった。警察を振り切り何とか山下家へ戻った吾郎(小澤さん)とおっさん多恵子。すると、ふいに辰夫の人格が現れて……。

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 ただでさえ時間がない中、問題山積の山下家。しかし吾郎は、急にハローワークへ通い始める。ママとの時間を大切にしてほしいトモ(福本莉子さん)は吾郎を責めるが、おっさん多恵子はいつもと変わらぬ生活を送る。二人の意図が分からないトモ。

 そんな中、吾郎はやっと見付けた工事現場の交通整理の仕事中に、ヤクザが辰夫の娘のことを話しているのを聞いてしまう。警察の目をかいくぐり、辰夫の娘・ユカリ(阿部純子さん)に会いに行く吾郎とおっさん多恵子。しかし、ユカリはやくざ稼業だった父に憎しみに近い感情を抱いていて……。

 原作は、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で阿部潤さんが連載していた同名マンガ。映像化は初めて。愛妻・多恵子が亡くなって以来、ショックで丸3年間引きこもり中の吾郎が主人公。娘のトモですら手を焼くダメパパ吾郎の元に突然現れた不審な中年男。その正体は、吾郎を心配するあまり、けなげにもおっさん姿になって生まれ変わってきてくれた妻だった、というストーリー。

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