俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第8回「同盟のゆくえ」(3月8日放送)に、徳川家康の父・松平広忠役で浅利陽介さんが登場する。
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松平広忠は、三河の岡崎城城主。尾張の織田信秀による三河進攻により、隣国で強大な力を持つ今川義元へ加勢を頼むが、その見返りとして嫡男・竹千代(のちの徳川家康)を人質として送ることとなる。
浅利さんは2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」と2016年の大河ドラマ「真田丸」で小早川秀秋を演じた。今回「麒麟がくる」出演にあたり、「大河ドラマで明智光秀を取り上げると聞いて、真っ先に思ったのは『ぜひ、その作品に参加したい!』でした。あまり知られていない彼のミステリアスな人生をどう描くのか興味があったし、光秀役が長谷川博己さんと知ってイメージはどんどん膨らんでいきました。微力ながら僕もいただいた役を精いっぱい演じさせていただきます」とコメントしている。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。
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