同期のサクラ:最終回 “力”を手に入れた“サクラ”高畑充希 同期5人が歩んだ物語の結末とは…

連続ドラマ「同期のサクラ」の最終回のワンシーン=日本テレビ提供
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連続ドラマ「同期のサクラ」の最終回のワンシーン=日本テレビ提供

 女優の高畑充希さん主演の連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、水曜午後10時)の最終回となる第10話が12月18日、放送される。2020年4月。満開の桜の下にサクラ(高畑さん)の同期の百合(橋本愛さん)ら4人が集まっていた。花村建設に入社して出会ってから11年。バラバラの道を歩む百合らは「まさか、最後にあんなことになるとは」と、サクラの激動の人生を振り返っていた……。

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 その1カ月前。建設会社の面接に落ち続けていたサクラは、花村建設の副社長となった黒川(椎名桔平さん)から「俺の下で働かないか?」と誘われ、古巣への復帰を果たす。これまで問題ばかり起こしていた自分が再雇用されたことを疑問に思っていたサクラは、会社の未来に危機感を抱く黒川から、「新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだ」と説明される。そして、サクラは新規プロジェクトのリーダーに任命される。黒川は、サクラがこれまでしてきた失敗は、頑固で融通が利かないのが原因ではなく、「力がないからだ」と教える。

 サクラは黒川と共に、新しく着工する橋の重役会議に出席。そして、橋のデザインと安全面に関してそんたくしようとしないサクラは、早速重役たちの不信感を買う。しかし、黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わり、サクラは力があれば、正しい意見を通せることを目の当たりにする。やがて、サクラは、自分が自分らしくあるためには力を持つしかないと、黒川に徐々に感化されていく。

 同じプロジェクトチームに参加する葵(新田真剣佑さん)は、そんなサクラに不安を感じながらも見守ることにする。葵は、ひょうひょうとし、つかみどころがない黒川を信頼しきれないでいた。そんな中、サクラは、新規事業と育児に追い詰められている百合の話に耳を貸さず、NPO団体の代表となり悩みを抱える菊夫(竜星涼さん)のネット電話も聞き流してしまうなど、仕事に没頭していく。

 さらに、就活中の蓮太郎(岡山天音さん)からの悩み相談よりも黒川からの着信を優先。これまで、そんたくしない言動の度に、組織とのあつれきを生んでいたサクラは、初めて仕事で高揚感を感じていた。同期たちは、サクラに「あなたは、変わった。仲間なんてもう必要ないの?」と投げかけるが……というストーリー。“力”を与えられたサクラが一番最後にたどり着いた答えとは……。

 ドラマは、高畑さんが主演し、2017年7月期に放送された「過保護のカホコ」のほか、「家政婦のミタ」「女王の教室」(すべて同局系)などで知られる遊川和彦さんが脚本を担当するオリジナルドラマ。

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