芳根京子:収録は“2日間戦争”だった 北村匠海と「折れそうな心を支え合い…」 劇場版アニメ「ぼくらの7日間戦争」

劇場版アニメ「ぼくらの7日間戦争」の完成報告会見に登場した芳根京子さん
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劇場版アニメ「ぼくらの7日間戦争」の完成報告会見に登場した芳根京子さん

 女優の芳根京子さんが11月20日、東京都内で行われた劇場版アニメ「ぼくらの7日間戦争」(村野佑太監督、12月13日公開)の完成報告会見に登場。今作で「DISH//」のメンバーで俳優の北村匠海さんと声優としてダブル主演する芳根さんは、「2日間で録(と)ったんですが、私の中でも“2日間戦争”だと思ってやっていました」と作品名に絡めて語った。

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 アフレコについて芳根さんは「(北村さんと)折れそうな心をお互いが支え合う、みたいな……」と苦笑しつつ、「普段のお芝居とは違う現場で、場違いな空気もあるんだろうなと思いながらも、優しく見守ってくださる鈴木(達央)さんはじめ声優さん方に救われました。ちょっと悩むとすぐフォローしてくださる」と周囲へ感謝していた。

 芳根さんは「歴史がある、たくさんの方に愛されている『ぼくらの7日間戦争』という作品に携わることができて、本当にうれしく思います」と出演の喜びを語った。また、今作については「SNSが出てきたり、今の時代の7日間戦争だなと思う」と印象を明かし、「次にまた出てくる7日間戦争が楽しみと思いました。新しい時代の7日間戦争も、きっと見られるのかなと期待しています」と次回作への期待ものぞかせた。会見には北村さん、声優の鈴木さん、村野監督も出席した。

 映画は宗田理さんのベストセラー小説「ぼくらの七日間戦争」(KADOKAWA)が原作。原作は累計発行部数2000万部を超える「ぼくら」シリーズの第1作で、1985年に刊行された。劇場版アニメは、実写映画で描かれた“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年を舞台に“7日間”の冒険が描かれる。いつも一人で本ばかり読んでいる鈴原守、議員である父親の都合で1週間後に東京に引っ越すことになった千代野綾たちが、古い石炭工場を秘密基地に7日間、大人から隠れようとする……というストーリー。

 北村さんが鈴原守、芳根さんが千代野綾を演じ、1988年公開の実写映画で主人公・中山ひとみを演じた女優の宮沢りえさんが“2020年の中山ひとみ”の声優を務める。潘めぐみさん、鈴木さん、大塚剛央さん、道井悠さん、小市眞琴さん、櫻井孝宏さんも声優として出演する。

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