松下奈緒:木村佳乃と15年ぶり共演 来年1月期の医療ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」で“バディー”に

2020年1月期放送のフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」に出演する松下奈緒さん(左)と木村佳乃さん=フジテレビ提供
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2020年1月期放送のフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」に出演する松下奈緒さん(左)と木村佳乃さん=フジテレビ提供

 女優の松下奈緒さんが、2020年1月9日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(木曜午後10時)で主演を務めることが11月6日、明らかになった。“がん”をテーマとした医療ドラマで、松下さんは“がんのスペシャリスト”の腫瘍内科医・恩田心(おんだ・こころ)を演じる。また、松下さんとは2005年4月期放送の同局の連続ドラマ「恋におちたら~僕の成功の秘密~」以来、約15年ぶりの共演となる木村佳乃さんの出演も発表。木村さんは、もう一人の“がんと闘う女医”で有能な消化器外科医・梶山薫(かじやま・かおる)役で、松下さんとバディーを組む。

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 「アライブ がん専門医のカルテ」は、2人に1人が生涯のうちにかかると言われている“がん”をテーマとした完全オリジナルの医療ドラマ。腫瘍内科というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの闘いと苦悩を描く“メディカル・ヒューマン・ ストーリー”となる。

 松下さんはオファーを受けたときのことを「今回はずっと憧れでした臨床医の役をいただけて、とてもうれしかったです」と振り返る。また「恩田心という役は医者である前に、妻であり、母でもある、働くママです。オンコロ先生(恩田心の愛称)には何でも話せる、と思ってもらえるような、優しさと、強さを兼ね備えた女性だと思います」と話していて、「最愛の夫が“意識不明の重体”という設定があるので、医師と患者さん側の両方の気持ちが理解できる心の大きな女性でありたいと思います。患者さんと一緒に闘える腫瘍内科医を目指していきたいです」と意気込む。

 木村さんとの再共演については「『恋におちたら~僕の成功の秘密~』で初めて共演させていただきました。まだデビューして1年くらいの時で、本当に右も左も分からない状況の中、佳乃さんの存在はすごく大きくて、チャーミングでとても頼りがいのあるお姉さまという印象だったことを今でも覚えています。今回はあの頃から14年もたって、私も少しは成長したと思いますので、またご一緒できることを本当にうれしく思います」と思い出話を交えてしみじみ。

 さらには「私自身も、がんと聞くとやはり人ごととは思えないですし、なにか複雑な気持ちになってしまいます。ですが、役を通して命の現場に携われることの大切さを忘れず、見てくださる方に少しでも希望や勇気を、そして前向きな気持ちをお届けできるよう頑張りたいと思います!」と語っている。

 一方、「実はちゃんと手術シーンもある本格的な医療ドラマでお医者さん役をやらせていただくのは、デビュー作の『元気をあげる~救命救急医物語』以来24年ぶりなんです」と明かす木村さん。「『元気をあげる~救命救急医物語』は救命救急医の話ですが、それ以来、なぜか機会がなかったので、この作品のお話をいただいた時は、またお医者さん役をやらせていただけるということで、大変うれしかったです」と喜びのコメント。

 松下さんとは「この作品でお会いできるのが、すごく楽しみ」といい、「『恋におちたら~僕の成功の秘密~』の時は、松下さんは20代前半だったと思うんですけど、それからいろいろな作品をやられて、私もいろいろ経験をしてきて、そうして、また一緒にできるっていうのはすごいご縁だと思いますし、同じ女性として協力し合って刺激し合いながら、素晴らしい作品を作れたらいいな、と思います」といった思いを抱く。

 最後に「この作品の主軸は、がんに向き合う医師とがんの患者さんたちの姿なのですが、一方で、私が演じる薫は重要な秘密を抱えています」と予告すると、「物語が進み、松下さんが演じる心との関係が深くなるにつれて、徐々に秘密が明らかになっていく中で描かれる薫と心の人間ドラマも見どころだと思いますので、ぜひご期待ください」とアピールしていた。 

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