花澤香菜:「人間失格はすごく好きな作品」 太宰治好きを明かす 大学時代は“文学散歩”も

劇場版アニメ「HUMAN LOST 人間失格」の完成披露上映会に登場した(左から)冲方丁さん、花澤香菜さん、木崎文智監督
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劇場版アニメ「HUMAN LOST 人間失格」の完成披露上映会に登場した(左から)冲方丁さん、花澤香菜さん、木崎文智監督

 太宰治の小説「人間失格」をリメークした劇場版アニメ「HUMAN LOST 人間失格」(木崎文智監督、11月29日公開)の完成披露上映会が2日、東京・六本木で開催中の「第32回東京国際映画祭」内で行われ、柊美子の声優を務める花澤香菜さんらが登場した。花澤さんは、大学時代は日本文学を学んでいたといい、「太宰治好きばかりが周りにいて、玉川上水を巡ったり、文学散歩をしていた。『人間失格』もすごく好きな作品。元々好きな作品に、なんと今関わることができてうれしい」と思いを語った。イベントには、木崎監督、ストーリー原案・脚本を手がけた冲方丁(うぶかた・とう)さんも登壇した。

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 アニメは、医療革命により死を克服した昭和111年の東京を舞台に、薬物に溺れ怠惰な暮らしを送る大庭葉藏が、暴走集団と行動する謎の男・堀木正雄と共に特権階級の住む環状7号線内(インサイド)への突貫に参加。激しい闘争に巻き込まれ、異形化するヒューマン・ロストした異形体である“ロスト体”に遭遇する……という展開。

 「踊る大捜査線」「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで知られる本広克行さんがスーパーバイザーを務め、時代小説「天地明察」などで知られる作家の冲方さんがストーリー原案、脚本を手がける。宮野真守さんが主人公・大庭葉藏の声優を務め、花澤さん、福山潤さん、櫻井孝宏さんらも出演。劇場版アニメ「GODZILLA」シリーズなどのポリゴン・ピクチュアズが製作する。

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