シンガー・ソングライターの森山直太朗さんが、10月9日にスタートした女優の高畑充希さん主演の連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、水曜午後10時)の主題歌を担当していることが分かった。主題歌のタイトルは「さくら(二〇一九)」で、第1話の放送でサプライズ発表された。
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主題歌は、2002年に発表された森山さんの代表曲「さくら」の歌詞の世界がドラマと非常に共鳴しているということから、制作陣が“今”の歌唱で提供してほしいと熱心にお願いしたという。森山さんは2019年の“今”だからこその歌唱とアレンジで、新たに「さくら(二〇一九)」を制作し提供したという。アレンジは数々の映画音楽を手がけるシンガー・ソングライターで作曲家の世武裕子さんが務めた。
森山さんは、「『さくら』はかれこれ20年ほど前に作られた曲です。独唱、合唱など、折に触れ、たまに形を変えながら歌い続けてきました。そんな年月を経て、生まれ変わった今の『さくら』を聴いていただけることは、歌い手にとってこの上ない喜びです」と語り、「元号も変わった新しい時代の幕開けに、この曲に光を当ててくださったドラマのスタッフの皆さんと、編曲をしてくれた世武裕子さんには感謝の言葉しかありません。主人公サクラ(高畑さん)とその仲間たちが駆け抜けた季節に、この曲がどんなふうに折り重なるのか今からとても楽しみです」とメッセージを寄せている。
ドラマの大平太プロデューサー は「この企画を思いついた時に、勝手に直太朗さんの『さくら』が鳴っていたんです。でも、直太朗さんの代表作でもありますので、無理を承知でご本人とお会いして、僕の思いを伝えました。直太朗さんが、『とても大切に16年間歌ってきた曲ですが、今の僕にしか歌えない“さくら”があるはずです』と快諾してくれました。新しく生まれ変わった「さくら(二〇一九)」を初めて聴いた時、僕たちの主人公・サクラを応援してくれているかのようで、久しぶりに心が震えました」と語っている。
ドラマは、「過保護のカホコ」「家政婦のミタ」「女王の教室」(すべて同局系)で知られる遊川和彦さんが脚本を担当するオリジナルドラマ。過疎の離島で育ち、花村建設に入社したサクラと同期たちの10年間を、1話ごとに1年ずつ描く。
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