南沙良:“午後ティー”CM美少女NHKドラマ初出演 長野放送局制作「ピンぼけの家族」でヒロイン

NHK信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」に出演が決まった南沙良さん
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NHK信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」に出演が決まった南沙良さん

 「キリン 午後の紅茶」や「ポッキー」のCMなどで知られる女優の南沙良さん(17)が、NHK長野放送局が制作する信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」(BSプレミアム)で、ヒロインを演じることが9月24日、明らかになった。南さんがNHKのドラマに出演するのは今回が初となる。

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 ドラマは「写真」が題材で、物語の舞台は「東洋のスイス」と呼ばれ、世界に誇るフィルムカメラの生産地として一時代を築いた長野県諏訪地域。主人公の青年(泉澤祐希さん)が、亡き祖母の面影を求め写真を探す過程でさまざまな人と出会い、自分の知らない町の表情に触れていくオリジナルストーリーだ。

 南さんが演じるのは、主人公と共に写真を探す女子高生・宮下陽菜(みやした・ひな)。諏訪の学校に通う高校生で、誰にも言えない思いを抱えており、諏訪湖のボートの上で叫んでは発散する日々を過ごす。写真探しをする主人公・裕介を見かけて、行動を共にするようになる。

 南さんは「『写真』をテーマにしたこの作品に参加させていただけると聞いたときはとてもうれしかったです。私も写真を撮ることが大好きで、お散歩をしていて、何気なくそこに存在する四季の日常。そういった、カメラを構えていなければ通り過ぎてしまいそうなものであったり、工事現場であったりと、生活の延長線上にあるものを写真に収めています」と明かす。

 また「私はカメラの前に立つことの方が多いのですが、写真はその人が世界をどう見ているのか、どんな経験をしてどんなものに感動したのかの裏返しだと思っています。その人自身をそのまま写し出してしまう繊細さ。願いや思いを表現するひとつのツールが写真だと思っています」と持論を披露。「撮影はこれからではありますが、長野の秋の空気を体いっぱい感じながら、陽菜に寄り添って丁寧にお芝居を重ねていけたらと思っています。そして『写真』というテーマ、陽菜という役を通して、作品の思い、そして諏訪地区の美しさをみなさんにお伝えできたらと思います。ぜひ、楽しみにしていただけるとうれしいです」と語っている。

 柄本明さんが物語の鍵を握るカメラ修理技師を演じるほか、手塚理美さん、藤森慎吾さんらも出演。2020年3月4日午後10時に放送される。

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