凪のお暇:最終回前に“ゴン”中村倫也の姿を振り返る

連続ドラマ「凪のお暇」に出演する中村倫也さん=TBS提供
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連続ドラマ「凪のお暇」に出演する中村倫也さん=TBS提供

 女優の黒木華さん主演の連続ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」(TBS系、金曜午後10時)の最終回が9月20日、放送される。これまで中村倫也さん演じる、天性の人たらしで、付き合った女の子をダメにしてしまう“メンヘラ製造機”のゴンが、SNSで大盛り上がりしている。最終回を前に、“メンヘラ製造機”が恋に落ちるまでを振り返る。

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 ◇天性の人たらしが“芝ドン”

 中村さん演じるゴンは、人生をリセットした凪が引っ越したアパートの隣人。人との距離感ゼロの天性の人たらしで、出会った女性をメロメロにしてしまうことから、“メンヘラ製造機”という呼び名も。優しくしたいと思った女性にはグングンと距離を詰め、部屋の合鍵を渡している。そのせいで、ゴンの部屋の洗面台は、女性たちの歯ブラシや化粧品であふれている。

 凪は元カレ・慎二(高橋一生さん)からモラハラな言葉を浴びせられていた一方、ゴンと交流を深める。公園の芝生で寝ている凪に覆いかぶさる“芝ドン”や、頭を“ポンポン”するなど、人たらしぶりを遺憾なく発揮。SNSでは「ゴンさんやべえ」というハッシュタグが誕生し、放送日は毎回トレンドに上がってくるなど、大盛り上がりを見せていた。

 ゴンとの交際によって、自堕落な生活を送っていた凪だが、アパートの住人・みすず(吉田羊さん)とうらら(白鳥玉季さん)親子の様子などを見て、自身の姿を見つめ直す。そして、ゴンに部屋の合鍵を返却し、関係に終止符を打った。

 ◇ゴンの初恋、そして嫉妬……

 一方、ゴンは凪に返された鍵を見つめ、自分の中に起こっている感情の変化に戸惑っていた。凪のことを考えると胸がチクッとするが、胸の痛みの原因は分からなかった。しかし、緑(三田佳子さん)から「初恋」だと諭されたことで、ゴンは凪のことを好きだと自覚したのだ。

 凪はゴンと別れてから、慎二との距離を再接近させる。2人の関係を近くで見ていたゴンは、嫉妬心をあらわにする。ゴンの憤る姿に、SNSでは「ゴンさんが嫉妬!?」「いらついてるゴンさんやばい」と驚きの声が上がっていた。

 第9話で、凪が慎二と商店街を歩いていると、ゴンが現れ、ついに凪に告白。「俺、凪ちゃんのことが好き! めちゃくちゃ好き!! だけど、告白ってどうやってやったらいいか分からなくて、回収してきた」と、これまで女性に渡していた19個の合鍵を回収し、道ばたに捨てる場面でエンドロールを迎えた。

 最終回では、これまで描かれていた凪と慎二、ゴンの三角関係に終止符が打たれる。ゴンの初恋はかなうのか? それとも慎二とよりを戻してしまうのか。それとも……。結末が楽しみだ。

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