なつぞら:“大人・明美”鳴海唯が登場 21歳の新進女優 初の朝ドラ「うれしすぎて胃腸炎治った」

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」で柴田家の末っ子の明美を演じる鳴海唯さん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」で柴田家の末っ子の明美を演じる鳴海唯さん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第109回が8月5日に放送され、柴田家の末っ子で“大人になった”明美として鳴海唯さんが登場した。鳴海さんは初の朝ドラで「出演できることを知ったタイミングで胃腸炎にかかっていたのですが、うれしすぎて治りました」と明かしている。

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 鳴海さんは1998年5月16日生まれ、兵庫県出身の21歳。2018年に女優デビューし、美容脱毛サロン「銀座カラー」CMや森永乳業「ピノ ストロベリームーン」ウェブムービーなどに出演。鳴海さんは「ドラマの現場も初めてに等しいほどですし、芸歴も1年足らずですが、お芝居をしている間はそんなこと関係ないので、それを意識しないようにはしています。ただ、そうそうたる出演者の皆さんとご一緒しているので、カットがかかった瞬間にオーラに圧倒されて『おお~~……!』とはなってしまいますが(笑い)」と話している。

 今回、平尾菜々花さんから明美役を受け継いだ鳴海さんは、「平尾菜々花さんが演じてこられた明美は、しっかり者の面と、上の兄妹のことが大好きで頼りにしている面とがとても自然に出ていて、その雰囲気を私もをうまく引き継ぎたいです。明美の将来も意外な方向に進んでいきますが、今後の明美の何気ない一言がヒントになっていたりするので、細かい部分にも注目して見ていただけたらうれしいです!」とアピールしていた。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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