ダンダダン
第5話「タマはどこじゃんよ」
10月31日(木)放送分
人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の40作目となる劇場版のタイトルが「映画ドラえもん のび太の新恐竜」に決まり、2020年3月に公開されることが7月4日、明らかになった。チラシビジュアル、特報も公開された。最新作は、2020年にマンガ「ドラえもん」の連載開始から50周年を迎えることを記念した作品となる。
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最新作は、劇場版第1作「のび太の恐竜」(1980年)とは異なる全く新しいストーリーになるという。シリーズ史上最高興行収入53億7000万円を記録した「のび太の宝島」(2018年)を手がけた今井一暁監督、脚本の川村元気さんが再びタッグを組む。
のび太が愛らしい双子の恐竜、キューとミューに出会うことから始まる物語。特報は、のび太の「僕たちは新しい冒険の旅に出る」というせりふが流れ、ふ化した卵をのぞき込むドラえもんとのび太がキューとミューに出会う瞬間が描かれている。チラシのビジュアルには、割れた卵をのぞき込むのび太とドラえもんが描かれ、「ハロー! 新のび太。」というコピーが添えられている。
7月5日午後7時放送のテレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)では、約90秒の最新作の特別映像が解禁される。
今井監督、川村さんのコメントは以下の通り。
ドラえもん生誕50周年、さらに、オリンピックイヤーという特別な年に、映画ドラえもんを監督することに、大きなプレッシャーと共に感謝を感じております。今回のテーマは「恐竜」。恐竜といえば、劇場版第1作「のび太の恐竜」。そして、2006年「のび太の恐竜2006」があります。個人的な話ですが、「のび太の恐竜2006」を監督された渡辺歩さんは、僕が尊敬し、憧れてやまない監督です。そんなピークが眼前にそびえる前で、はるかな道のりに立ちくらみながらも、登るならこれ以上の山はないという思いでいます。
脚本は「のび太の宝島」から引き続き川村元気さん。まったく新しい、現在語るべき恐竜の物語が、そこにはありました。この物語を、多くの子供たち、多くの大人たちに届けたい。はるか頂上を目指して登るのみです。この「のび太の新恐竜」という作品を生み出すために。
「のび太の宝島」が公開した後、藤子プロさんから再び脚本のお話をいただきました。ドラえもんの記念すべき「50周年作品」であり、テーマが「恐竜」とお聞きして正直ひるみました。「恐竜」を新しく描くにあたって、よりどころにしたのが藤子・F・不二雄先生が、「のび太の恐竜」を書いた時の気持ちです。あの物語は「日本にも恐竜がいた」と知った時の感動から始まっていると聞きました。あれから40年がたち、恐竜の学説も日々進化しています。その進化の先にある恐竜の物語を描きたいと思い、恐竜研究者や博物館、化石採掘場などを巡り取材を重ねました。そこで発見し、感動したことが「のび太の新恐竜」の基礎となっています。
2020年、多様性が叫ばれる中、それがきれいごとではなく、人類の進化への歩みであることを語りたい。他と違う、欠点だらけに見える弱い少年・のび太と、ちいさな新恐竜が、進化・成長への第一歩を踏み出す。そのことの尊さと、紛れもない真実を「のび太の宝島」を素晴らしい作品に仕上げていただいた今井監督と共に、この映画で語れたらと願っています。
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