なつぞら:“雪次郎”山田裕貴が札幌でトーク 国宝級イケメンに囲まれ「自分の役割認識」

札幌市内のトークショーに登場した山田裕貴さん (C)NHK
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札幌市内のトークショーに登場した山田裕貴さん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に小畑雪次郎役で出演中の山田裕貴さんが6月30日、札幌市内のショッピングモールで開かれたトークショーに登場。ドラマの放送開始後では初めて“地元”北海道のファンの前に姿を現した山田さんは「国宝級のイケメンたちに囲まれて、自分の役割を認識しました。『なつぞら』の休憩場所になればいいなと思って、雪次郎を演じています。これからも雪次郎を愛してくださいね」とアピールした。

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 朝ドラのオーディションを5、6年受け続けて、諦めかけたときに雪次郎役が決まったという山田さん。「決まったから良かったではなく、その瞬間から作品に向けてしっかりやらなければいけないと身の引き締まる思いになりました」と明かした。

 6月28日放送の第77回では、「俳優の道に進みたい」という自分の決心を、父・雪之助(安田顕さん)に認めてもらった雪次郎。その一方で山田さんは、「ドラマのご当地の皆さんからの許しを得られていない」という思いがあったようで、「雪次郎は北海道の開拓者精神で俳優になる夢に向かっていきます。地元・北海道の皆さんにも雪次郎が役者になる夢を追うことを応援してくれますか?」と観客に問いかけると、この日一番の拍手が起こり、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

 7月1日から第14週「なつよ、十勝さ戻って来い」がスタートする。

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