映像研には手を出すな!:アニメ制作×女子高生マンガがNHKでテレビアニメ化 湯浅政明が監督

アニメ「映像研には手を出すな!」のPVの一場面(C)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会
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アニメ「映像研には手を出すな!」のPVの一場面(C)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会

 女子高生がアニメ制作に打ち込む姿を描いたマンガ「映像研には手を出すな!」がテレビアニメ化され、NHK総合で放送されることが8日、明らかになった。「夜明け告げるルーのうた」「四畳半神話大系」などの湯浅政明さんが監督を務め、「おそ松さん」などの浅野直之さんがキャラクターデザインを担当。サイエンス SARUが制作する。

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 「映像研には手を出すな!」は、2016年から「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中の大童澄瞳さんのマンガ。自分の考えた“最強の世界”で大冒険することが夢の浅草みどり、とにかくお金の話が好きな金森さやか、カリスマ読者モデルの水崎ツバメが、映像研究同好会を立ち上げ、アニメ制作に打ち込む……というストーリー。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督・シリーズ構成:湯浅政明▽キャラクターデザイン:浅野直之▽音楽:オオルタイチ▽アニメーション制作:サイエンス SARU

 ◇原作者の大童澄瞳さんのコメント

 「アニメ化」とは、ただ「マンガを動かす」ということではなく、動画や美術や音響や撮影など各セクションを担当する表現者たちと、それらを取りまとめる監督によって映像・アニメの演出で再構築することであり、それはとてもクリエーティブな行為です。誰によってどのように作られるのかで作品はさまざまな形に変わることができます。そして、このお話はそんな「作り手」の物語でもあります。これから湯浅監督率いるドリームチームで、どんな「映像研」が創り出されるのか、わくわくドキドキしながらお待ちください!

 ◇湯浅政明監督さんのコメント

 誰でも子供の頃、秘密基地を描いてワクワクしたことがあるのではないでしょうか? 自分で考えたものが空間になって、実際にそこにできあがってゆく感覚。「映像研」はそんな、モノを作る醍醐味(だいごみ)にあふれています。アニメ作りをアニメで制作するのが、アニメ作りを商売にしている僕らですから、難しいと思いながらも、経験を生かして、「あっ」とは驚かないかも知れませんが、新鮮な映像でお見せできたらと思っています。

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