広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」を放送。4月30日の第26回では、ある日、音信不通だったなつの幼なじみ・信哉(工藤阿須加さん)が東京からやってくる。柴田家の面々は、なつを東京に連れ戻そうとやってきたと勘違いし、緊張が走るが、この青年もまた孤児院で育ち、なつの安否を確かめにやってきただけと知り、安堵(あんど)する。信哉は、なつの兄について「居場所はわからないが、どこかで生きているはずだ」となつに告げて……。
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第4週「なつよ、女優になれ」では、泰樹(草刈正雄さん)と剛男(藤木直人さん)の仲たがいをきっかけに、なつが演劇を始める。演劇部の練習はとても厳しく、酪農との両立も難しくなっていく。顧問の倉田(柄本佑さん)から物語の重要な役を与えられるが、なつは慣れないせりふに苦戦。倉田はダメ出しを続ける。ある日、舞台美術を手伝いに来た天陽(吉沢亮さん)は、部室で落ち込んでいるなつを見つけ……という展開だった。
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