6月にフランスで開催される世界最大級のアニメの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭2019」で日本が名誉国に選ばれた。日本が名誉国に選ばれるのは1999年以来、20年ぶりで、18日に東京都内で会見が開かれ、詳細が発表された。日本で活躍するクリエーターやARやVRなどのテクノロジーを活用したアニメの表現を紹介。アヌシー城で宮崎駿監督の「ルパン三世 カリオストロの城」が野外上映される。開催期間は6月10~15日。
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次世代を担う若手クリエーターを取り上げる企画「NEW MOTION Creator’s File2019」では、「BANANA FISH」の内海紘子さん、「進撃の巨人」の中武哲也さん、「ガンダム Gのレコンギスタ」の吉田健一さん、「キルラキル」の金子雄司さん、「ひそねとまそたん」の小林寛さん、「スペース☆ダンディ」の押山清高さんらの作品を上映、展示。ベルリン国際映画祭で短編部門銀熊賞に選ばれた「グレートラビット」などの和田淳さんの特集上映も行われる。
また、6月11~14日にアヌシー国際アニメーション映画祭2019と併設して開催されるアニメ見本市「MIFA」では、新海誠監督と開発者ユニット「AR三兄弟」による新作ARを展示するほか、 NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」のCG技術を紹介する。
総合ディレクターを務める東京藝術大の岡本美津子副学長はプログラムについて「日本のアニメーションの新しい動きを総合的にアピールしていく」と語った。
アヌシー国際アニメーション映画祭は4大アニメーション映画祭の一つで、カンヌ映画祭からアニメ部門が独立し、1960年に設立。宮崎駿監督の「紅の豚」、高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」、湯浅政明監督の「夜明け告げるルーのうた」などが長編部門のグランプリを獲得した。
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