スマホを落としただけなのに:千葉雄大主演で続編製作決定 前作で“怪演”成田凌も出演

映画「スマホを落としただけなのに」の1シーン(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
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映画「スマホを落としただけなのに」の1シーン(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会

 2018年に公開された女優の北川景子さん主演の映画「スマホを落としただけなのに」の続編が製作されることが2日、分かった。今作で主演を務めるのは、前作で“過去にトラウマを持つ”刑事・加賀谷を演じた千葉雄大さんで、前作での怪演が話題となった成田凌さんも出演し、獄中の“連続殺人鬼”役を担当する。千葉さんは、「1作目の感想は僕もたくさんいただいたので、続編が決まってうれしく思っております。この作品は、成田君なしでは成立しないので、また共演できることも大変うれしいです」とコメントをしている。

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 「スマホを落としただけなのに」は、17年の「このミステリーがすごい!(このミス)」大賞の“隠し玉”作品(=受賞には及ばなかったもののベストセラーになる可能性を秘めている作品)に選ばれた、志駕晃さんの同名小説(宝島社文庫)が原作。続編は、志駕さんによるシリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(同)を原作に、中田秀夫監督が再びメガホンをとる。タイトルは「スマホを落としただけなのに2(仮)」で、2020年公開。

 長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件が幕を閉じてから数カ月。同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見される。真相を探るため刑事・加賀谷(千葉さん)は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田さん)のもとへ。加賀屋が「お前が殺したのか……?」と尋ねると、浦野は、彼が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物の存在を明かす。一方、同じころ、加賀谷の恋人・美乃里を狙う謎の男の姿が。加賀谷は、苦渋の選択で浦野に事件の捜査協力を依頼することを決断するが……という展開。

 千葉さん、成田さん、中田監督のコメントは以下の通り。

 ◇千葉雄大さんのコメント

 監督はじめスタッフの皆さんに、もう一度お会いできるのがすごく楽しみです。1作目の感想は僕もたくさんいただいたので、続編が決まってうれしく思っております。この作品は、成田君なしでは成立しないので、また共演できることも大変うれしいです。ありがたいことに1作目では顔が似ていると言われることが多かったのですが、2作目では一緒のシーンもたくさんあるので、お客様を混乱させないようにしたいと思います(笑い)。

 当たり前のことですが、やらせていただく限りは精いっぱいすてきな作品になるよう力を注ぎたいと思います。この作品が伝えたいことは何なのか。その軸をしっかり持ちつつ、加賀谷を演じたいです。1作目では、事件を追う刑事という役柄でしたが、今回はそのパーソナルな部分が深掘りされると思うので、1作目を見てくださった方にも楽しんでいただける作品になれば、と思います。もちろん見ていない方にも楽しんでいただける内容にもなっております(笑い)。といった感じで全方位全網羅してまいりますので、よろしくお願いいたします!

 ◇成田凌さんのコメント

 2。わくわくします。まさか、2を。そして、自分がそれに出るとは。前作、全てを出し切った「スマホを落としただけなのに」をたくさんの方に見ていただいたということでとてもうれしく思います。また皆様にゾクゾクしてもらえるよう、チーム一丸となり良い作品を作れるよう頑張ります!

 ◇中田秀夫監督のコメント

 「スマホを落としただけなのに」を大勢の方に楽しんでいただき、とても光栄に思います。前作のラストでは、フィジカルにも心理的にも対決した千葉さん、成田さんですが、彼らには強固な共通点があり、どうしようもなく引きつけ合う点もありました。続編ではこの2人の「奇妙なタッグ」を軸に物語が展開します。お二人に俳優としての個性と感覚をぶつけ合ってもらい、さらなる高みを目指したエンターテインメントを作り上げたいと思います。

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