アニメ質問状:「賭ケグルイ××」 “顔芸”秘話 通常時はシンプルで可愛く 表情に差を

テレビアニメ「賭ケグルイ××」の一場面(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ××」製作委員会
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テレビアニメ「賭ケグルイ××」の一場面(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ××」製作委員会

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、マンガ誌「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「賭ケグルイ」の第2章「賭ケグルイ××」です。キャラクターデザインの秋田学さんに作品の魅力を語ってもらいました。

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 --作品の概要と魅力は?

 見た目も美しいキャラクターたちが、ギャンブルを通じて普段見せないような表情を見せるところでしょうか。第2章は百喰一族のキャラクターたちがたくさん追加となり、第1章で敵だったキャラクターと夢子たちが共闘するようなお話が多いので、第1章とはまた違った面白さもあると思います。

 --アニメにする時に心がけたことは?

 通常時のキャラの表情と、顔芸と言われている激しい表情の時で差が出るように、通常時はシンプルで可愛くなるように心がけています。なので顔芸部分はもちろん力を入れて描いているんですが、逆に通常時の方が気を使って描いているつもりです。

--作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 実は、第2章が決まった時点では選挙の話が中心になるので、第9~10話の「扉の塔」はやらないんじゃないかなあと思っていたんです。なので、最終的にやることになってうれしかったです(原作の中で好きなエピソードなので)。

 大変だったことは、あまり時間の取れない中での作業で、キャラクター設定を起こす際、第1話でいきなり百喰一族が全員出てきて、第1話の作画作業開始までに全員分の設定をそろえるのが大変でした。何とか間に合いました!

 --今後の見どころを教えてください。

 「扉の塔」の話をぜひ見ていただきたいのと、終盤はアニメオリジナルキャラの×喰零(ばつばみ・れい)と百喰一族、夢子の関係性など、原作にはない部分も増えてくるので、そこも楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

 --ファンへ一言お願いします。

 最終話放送まで1カ月ちょっとですが、スタッフ一同、精いっぱいやり切るので、最後までご視聴よろしくお願いいたします!

 キャラクターデザイン 秋田学

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