執事 西園寺の名推理:上川隆也主演の“執事ドラマ”が再び 新たなスキルも明らかに

連続ドラマ「執事 西園寺の名推理 2」で主演を務める上川隆也さん (C)テレビ東京
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連続ドラマ「執事 西園寺の名推理 2」で主演を務める上川隆也さん (C)テレビ東京

 俳優の上川隆也さん主演で、2018年4月クールに放送された連続ドラマ「執事 西園寺の名推理」(テレビ東京系)の続編が、4月から放送されることが4日、分かった。前作では、上川さん演じる西園寺が、ハウスキーピングや格闘技、科学や歴史の博識さなどハイスペックぶりを披露していたが、続編の「執事 西園寺の名推理 2」では、イリュージョンやフィギュアスケートなど、新たなスキルも明らかになる。

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 ドラマは、優雅で上品な伊集院家の奥様に仕える“パーフェクトな執事”西園寺が、奥様の望む通りに事件を解決するミステリー。西園寺が奥様の要望に完璧に応え、誰よりも早く事件の真相に迫り、真実を解き明かしていく。金曜午後8時放送。

 ◇上川隆也さんのコメント

 ――「執事西園寺の名推理2」が決まっての率直な感想は。

1作目の撮影当時から、関わってくださったスタッフやキャストの間では「もう一度やれたら」という話は持ち上がっていました。もちろん僕自身も思い入れのある作品ですし、そうしたい気持ちはありましたが、個人的に「やりましょう」と決められることでもありませんし、作品の性格からいっても簡単なことではないだろうと思っていました。

 しかし、そうした思惑や予想を大きく覆すように、放映終了後のかなり早い段階で新シリーズの決定をうかがえたのは、存外のことでしたし、正直驚きました。とてもありがたいことですし、今回も精いっぱい「西園寺」を演じたいと思います。

 ――完璧な執事を演じるに当たっての役作りについて。

 西園寺は執務も謎解きも、まさに「完璧に」こなしてみせるわけですが、それは全て奥様のためです。そこに私情が挟まれることは、奥様の身に危険が及ばない限り一切ありませんし、損得も考慮していません。広い視野や見識、驚くような能力も、何かに偏ることがない。彼は常にニュートラルであるといえると思っています。ですから西園寺を演じる時は、僕自身気持ちを一回フラットにして、ニュートラルな状態から踏み出す方向を決めるようにしています。

 ――「執事西園寺の名推理2」を楽しみにしている視聴者に向けてのメッセージ。

 この作品が続編を迎えられたのは、我々関係者の想い以上に、視聴者の皆様のご要望が何より大きな原動力になったことは、間違えようのないことです。この場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 この物語には、西園寺の振る舞いや謎解き、魅力的な登場人物など、さまざまな見どころがあると思いますが、何よりも、百合子様を中心に描かれる「伊集院家の温もり」こそが、その最たるものだと思っています。その「温もり」を大切に、前作同様の面白さをお楽しみいただけるよう、スタッフ・キャスト全員が一丸となって、「執事西園寺の名推理2」をお届けしたいと思っています。どうぞ、お楽しみに。

 ◇北川俊樹プロデューサーのコメント

 お待たせいたしました。ご家族皆さまでご覧になれるミステリードラマが帰ってきました。“執事×謎解き”というジャンルに果敢に挑戦し人気を博した前作。今回は、イリュージョンショーやフィギュアスケート、AIテクノロジーや時代劇など、豪華絢爛(けんらん)な舞台で新しいミステリーをお見せいたします。

 1話ごとに明らかになる執事・西園寺の特殊スキルはパワーアップ。「お願い、西園寺」でおなじみの奥様と西園寺の思わずうっとりしてしまう絆も健在。今度の西園寺には、どんな難しいトリックが待ち受けているのか。どんな能力を駆使して謎に挑むのか。前作を超えるスケールと痛快さ、そしてノスタルジック漂うハートフルなストーリーで、金曜8時に感動をお届けいたします。ご期待ください。

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