中学聖日記:岡田健史「デビュー作が黒岩晶でよかった」 撮了に有村架純も「すごく幸せ」

連続ドラマ「中学聖日記」に出演する岡田健史さん(左)と有村架純さん=TBS提供
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連続ドラマ「中学聖日記」に出演する岡田健史さん(左)と有村架純さん=TBS提供

 女優の有村架純さんが主演を務める連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系、火曜午後10時)がこのほどクランクアップした。最後の撮影は、今作で俳優デビューした岡田健史さん演じる黒岩晶が登場するシーンで、主演の有村さんもサプライズで現場に駆けつけた。岡田さんは「本当にすごくぜいたくな話かもしれないんですけど、自分のデビュー作が『中学聖日記』で、黒岩晶でよかったなと心の底から思えるような現場でした」と語った。

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 岡田さんは「初めてのお仕事でこんなに大きな役をいただけて、現場では、すてきなスタッフの皆さんに本当に優しくしてもらいながら、やりやすい環境を作っていただきました。それに対してどう応えられるかと考えたときに、演技で返すしかないなと思っていたんですけど、スタッフの皆さんからいただいた以上のものを返すことができなかった」と悔しさをにじませつつも、「自分のデビュー作が『中学聖日記』で、黒岩晶でよかった」とコメント。

 主人公の末永聖を演じた有村さんは、撮了に「まだ実感はないです」といい、「本当に毎話毎話、ワンシーンワンシーンを大事に撮っていたので、ラストを迎えたときに『この4カ月、聖としてもがいたり苦しんだりしてきてよかったな』と思えて、すごく幸せでした」と笑顔を見せた。

 続けて有村さんは、岡田さんとのシーンを「さらっと終わるシーンは一つもなくて、一つ一つのせりふや感情の動き方をつむいでいったので、晶君とのシーンはすごく充実していたなと思う。(岡田さんとは)こうしたい、ああしたいを大きく話すようなこともなく、相手から来るものを受けて、自分も返すということに徹したいと思っていたので、そういった意味でとても信頼できる方でした」と振り返った。

 それに対し岡田さんは「何もかも未熟な自分を晶として受け入れてくださった。本当にできないことが多くて、何度も監督に粘ってもらって撮ったシーンがたくさんあるんですけど、それでも嫌な顔一つせず、毎回“矢印”があるせりふだったり、表情だったりをされているのを見て本当にすごいなと。有村さんを心の底から尊敬しています」と思いを語った。

 撮了を迎え、「有村さんに“先生”として聞いておきたいことは?」と聞かれた岡田さんが「有村さんは、すごく料理が上手で、サツマイモのポタージュを現場に差し入れしてくださったりして。だから、料理を教えてほしいです」と答えると、有村さんは「レシピだったらいくらでも」と笑顔で返していた。

 ドラマは、マンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこさんの同名マンガが原作。片田舎の中学校を舞台に、女性教師の末永聖とその教え子の男子中学生、黒岩晶との“禁断の純愛”を描き、第6話から物語は高校生編に突入している。最終話は、18日午後10時に放送。

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