注目映画紹介:「あのコの、トリコ。」吉沢亮&新木優子、杉野遥亮の三角関係描く 少女マンガ原作の胸キュンストーリー

映画「あのコの、トリコ。」の場面写真 (C)2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会
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映画「あのコの、トリコ。」の場面写真 (C)2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会

 俳優の吉沢亮さん主演、新木優子さんがヒロインの映画「あのコの、トリコ。」(宮脇亮監督)が5日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。主人公のメガネ男子・鈴木頼(吉沢さん)は幼い頃から思いを寄せる立花雫(新木さん)と東京の高校で再会。女優になる夢に真っすぐな雫に改めて恋をする。そこに、2人の幼なじみで人気俳優として活躍する東條昴(杉野遥亮さん)が絡んできて、恋と夢を追いかける3人の三角関係が展開する。少女マンガらしい胸キュンするせりふやシチュエーションが満載。カップルのデートムービーに最適な作品に仕上がっている。

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 原作は、白石ユキさんが少女マンガ誌「Sho-Comi」(小学館)で連載、コミックスの累計発行部数100万部超のマンガ。頼(吉沢さん)は芸能コースのある東京の高校に転入し、人気モデルとして活躍する幼なじみの雫(新木さん)と再会する。女優の夢に真っすぐに頑張る雫に改めて恋をした頼は、付き人として現場に同行するようになる。ある日、ランジェリーの広告撮影で昴(杉野さん)があるアクシデントで帰ってしまい、降板させられそうになる雫。そこで頼は、昴の代役を引き受けることに。この広告が話題になり、3人の未来を大きく変えていく……というラブストーリー。

 映画「NANA」(2005年)や「クローバー」(14年)などを手がけた浅野妙子さんが脚本を担当。「最後から二番目の恋」や「最高の離婚」など数々のテレビドラマを演出してきた宮脇亮さんが長編映画を初監督した。

 幼少期はジャングルジムから、大人になったらステージ上のバルコニーから足を滑らせ落ちる雫を、両手を広げて下で受け止める王子様のような頼。普段はメガネをかけていて少し挙動不審な頼が、昴の代役を務めるためメガネを外し、上半身裸になると実はイケメンでドキッ、など、胸キュンシーンが次々に飛び出す。2人のイケメンがヒロインを取り合う、照れるくらいストレートな告白など、恋愛における女性の夢が詰まった映画だ。

 3人とも20代だが、高校の制服姿に違和感無し。特にモデルとしても活躍している新木さんの着こなしが見事。新木さんはウエディングドレスを含めてさまざまなドレス姿も披露していて、その美しさにうっとりする。付き合い始めのカップルは更に盛り上がり、少しマンネリ気味のカップルも最初の頃を思い出してキュンキュンできること請け合いだ。(細田尚子/MANTAN)

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