遠藤憲一:西郷隆盛と歴史的会談「心が震えました」 普段の飾らぬ勝海舟で…

大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」に勝海舟役で登場している遠藤憲一さん  (C)NHK
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大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」に勝海舟役で登場している遠藤憲一さん  (C)NHK

 30日に放送される俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」。新政府軍の江戸総攻撃の前日、西郷隆盛と勝海舟の歴史的会談が描かれるといい、勝を演じた遠藤憲一さんは「心の奥底にある思いを正直に語り抜くことに集中しました。西郷さんと何かが通じ合えた瞬間は心が震えました」と明かしている。

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 第37回は、江戸総攻撃を前に、天璋院(北川景子さん)は幾島(南野陽子さん)の手引きで秘密裏に吉之助(鈴木さん)と再会し、江戸の町を救ってほしいと懇願する。吉之助は江戸城から逃げるよう伝えるが、天璋院は徳川の名にかけて自決する覚悟だと語る。

 総攻撃前日、吉之助は勝(遠藤さん)と薩摩藩邸で対面。勝は江戸の民を救うため総攻撃中止をするよう求め、吉之助は大きな決断を迫られる……という展開。

 遠藤さんは「無血開城に至るまでの間に、(脚本の)中園ミホさんが西郷さんとの交流の場面をいくつか書いてくださっていたので、無血開城の際の話し合いも、今まで通り普段の飾らぬ勝海舟で挑みたいと思いました。演出の方とも話し合い、気張らずありのままの勝海舟で西郷さんに向かわせてもらいました」と振り返っていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

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